べっかん

ヤマグチジロウの諸々の別館。

かつての僕らとPPAPのお話。

 

やあ、ヤマグチジロウだよ。

 

今回はかつての僕が書いたこの記事の続きというかなんというか。

colapoly.hatenablog.jp

もう半年前ですかね。かいつまんで言えば、オリエンタルラジオのPERFECT HUMANを受けてリズムネタで世に出たお笑い芸人が時代を経て、オリラジならヒップホップダンス、藤井隆ならノリのいいポップ歌謡、ふかわりょうならゆるい柔らかなハウスサウンドと、それぞれのルーツである音楽性に基づいた音楽活動をするようになった人たちについてお話したわけですが、その半年とちょっとたった今回、このくくりに該当する新たなお笑い芸人が現れたのでまたお話することにしました。

 

www.youtube.com

それが彼です。ジャスティン・ビーバーやら3000万再生やら100ウンヶ国でのリリースやらその辺の経緯はもう必要ないくらいに一躍ビッグな存在になったのでその一切を省きますがその名もピコ太郎。事務所は肯定も否定もしてないとのことですが、どこからどうみても古坂大魔王なのでここからは古坂大魔王として書き進んでいきます。まさか先に挙げた3組の次にきたのが古坂大魔王になるとは思ってもいなかったのでとてもニヤニヤしています。

 

古坂大魔王といえば底抜けAIR-LINEのひとりとしてデビューし、ボキャブラ天国や最初期のオンエアバトルで活躍するも解散。その後は音楽活動をしていたが行き詰まり、お笑い芸人としての活動を再開。その頃には爆笑問題くりぃむしちゅーネプチューンなどいわゆるボキャブラ世代の芸人がゴールデンでも冠番組を持つようになった時期で、かつての戦友である彼らにも元々のお笑いのセンスを認められていたことからいろんな番組で見かけたのだが、最近はその頃に比べるとあまりテレビで見かけることは少なくなっていたところにこのPPAPが飛び込んで来たのである。

 

楽曲の内容としてはシンプル。とてもシンプル。単語数にしても音の量にしてもとにかくシンプルで分かりやすく、それがイヤーワームとして世界に広まった要因のひとつなのだろうが、冒頭で挙げた「それぞれのルーツである音楽性に基づいた音楽活動をするようになった人たち」というくくりに続いて話す以上、その片鱗はまだ彼が若手だったコンビ(あるいはトリオ)時代に披露していたネタの頃から顕在であった。

 

そのネタというのが「テクノ体操」。内容としては電子音とパーカッションの打ち込みのみで構成された音にコントを乗っけるという、シンプルでPPAPの原型と言っても過言ではないもの。このテクノ体操は底抜けAIR-LINEのビデオにも収録されていたり、オンエアバトル第一回のチャンピオン大会でも披露していたように彼らにとってとっておきのネタであったことがうかがえる。そしてこのテクノ体操こそがPPAPの原型ともとれるネタで、曲調やダンスの振り付けまでもが酷似している。

 

PPAPが拡散された原因としてそのシンプルな振り付けによるマネのしやすさにより、多くの中高生を中心に振り付けをマネした動画がYouTubeなどにアップされじわじわと人気を得ていったように感じられるが、遡ること10数年前、このテクノ体操も僕自身当時のオンエアバトル視聴仲間であった友人と振りや曲をマネしていたことを覚えている。

 

この辺りが冒頭の3組とは違う点で、オリラジはちゃんとした音楽に仕上げていたし、藤井隆浅倉大介tofubeatsなどのプロデュースを受けていたし、ふかわりょうも自分で音楽制作スキルを磨いていたように、基本的に自分たちの表現をグレードアップさせて世間の評価を得ていたのに対し、古坂大魔王はほとんど何も変わっていないのだ。確かにテクノ体操に比べ、歌詞面で更にシンプルに洗練されたといえばそうなのだが、ミニマルな音にネタを乗せ、タメを作ってオチ。という点を見ればほぼ共通している。それをかつての僕らがそうだったように現代のキッズたちがマネをし、かつての僕らにはなかった現代の方法で世界にまで拡散された。つまりこのPPAPフィーバーは、時代が古坂大魔王に追いついた現象と言っても過言ではないだろう。

 

しかしこのPPAP、前々からマネ動画を見かけるなどして存在自体は知ってはいたのですがあまり深く調べようとはせず、テレビに取り上げられるようになるまで古坂大魔王だとは気付けなかったのが何よりも悔しい。

 

それでは。

 

正しいとシン・ゴジラのお話。

 

やあ、ヤマグチジロウだよ。

 

そういえばアレ観たんですよ。シン・ゴジラ

さも最近観たような口ぶりだけど割と早い段階で観たんですよ。いやあポケモンGOといい流行りものに乗れてる感じがして嬉しいですねえ。

それで「なんか感想書きたいな~書きたいな~」と思っていたのだけど、(なんだかんだあったけど要約すると)暑かったので今さらの時期になってしまいました。その間にプラス2回観ちゃいましたが。

あ、多少のネタバレを含むのでその辺は一応御勘弁を。

 

僕が初めて観て一番最初に思ったことが「今だからこその作品だな」ということでした。最初に巨大生物が沖に現れてからテレビ中継によって事の重大さが徐々に明るみに出始めるところやそれによる政府の対応が後手後手になってしまうところ、対策本部が立てられたり再三の記者会見。一旦のパニックが落ち着いた時の市民が意外なほどにナチュラルに日常を取り戻したことや、遅ればせながら名称がつくあたりまでのタイムラインがゴジラという災害の脅威と壮大さをこれでもかと見せ付け、それをテンポよくかつスピーディにこなしていてひたすら顔を強張らせつつもどこかニヤニヤとしてしまう場面の連続でした。

その「今だからこその作品」を映画で、それも特撮で、それもゴジラでやってのけたのだから胸が騒いで「庵野ー(以下略)」と叫ばずにはいられないというものです。

個人的に総理大臣役の大杉蓮はベストキャストだと思います。

 

キャッチコピーも秀逸だったよね。中盤の巨災対が結成されて来るゴジラ第四形態に備え個性的なメンバーによる解析が始まったり、ゴジラ再上陸に対抗する自衛隊というところはまさに「現実 対 虚構」。現実世界が虚構であるゴジラに対する(そのまんまだな)というのももちろんのこと、それに入れられたルビ「ニッポン 対 ゴジラ」も秀逸。虚構=ゴジラっていうのはもちろんなんだけど、現実のほうに"ニンゲン"だとか"ジンルイ"じゃなくて"ニッポン"なところがなるほどなあと感じるわけですよ。

自衛隊を出すのにもいろいろとしがらみがあったり、前述のナチュラルに災害から日常に切り替える市民であったり、夜を徹して家に帰らずに作業する巨災対メンバーへの賛辞であったりいろいろな場面で「ああ、ニッポンだなあ」というのがところどころに散りばめられていて一層キャッチコピーのバッチリ決まってる感じが伝わってきました。

 

終盤。今までティンパニで「タン、タン、タン、ターントントン」で始まってた例のテーマがギターリフに姿を変えて流れたあたりから「好きにしろ」という言葉通りに本当に好き勝手始めやがった。

普段、ゴジラから蹂躙されるばかりだったビルが襲い掛かり、同じく電車が襲い掛かり、血液凝固剤をチューチュー吸わせ、放射熱ガンガン吐くわの中を淡々と吸わせる。とにかく吸わせる。あはは、好き勝手やってるわ。

 

オチ。みんな大好き尾頭課長補佐の推察・発言は一貫して正しかった。通称蒲田くんが陸に上がるか上がらないかの議論の時の「既に自立できる状態であると思われます」であったり、「もしかして核分裂……?」であったり。だからゴジラの放った放射線半減期云々も正しいのでしょう。よかったぁ。

ってことは、着替えていない矢口は相当臭ったんだろうね。なんたって正しいからね。

 

もうちょい書きたかったけど時間かかりすぎたんでこの辺で。

 

それでは。

 

ポケモンGOのドードーともはや都市伝説のお話。

 

やあ、ヤマグチジロウだよ。

 

いやあ参ったね。参った参った。なんだかんだ歩いてるよね。ポケモンGOってすごいね。

ポケモンGOといえば、日本でのリリース直後ドードーが日本中に溢れんばかりに出没したよね。

進撃の巨人の作者・諌山創が巻末コメントで「ドードーポッポドードーポッポドードードードーコラッタ」の名句を残したり、各方々でドードーめっちゃでてくる旋風を巻き起こしたかと思いきや、一週間もすれば途端に姿を見せなくなったドードー。その嵐のように過ぎ去っていったドードーに「一体なんだったんだアイツ」と思った人も多いでしょう。「近くにいるポケモン」がドードービンゴ状態だったもんね。

 

そんなドードーなんだけど、今回の一件に意図的なものがあるかどうかは別として、なんだか優遇されすぎなんじゃない? って思うんですよ。

や、優遇という割には例えばピカチュウとかルカリオとか明らかな人気モンスターや、プリンとかトゲピーとかかわいいかわいいモンスターとか、あとは伝説級のモンスターなんかに比べれば大したことはないんだけど、自他共に認めるところであるジュゴンパウワウフリークの僕としてはモンスターとして同格だと思っているのになんか優遇されてない? ってことなんだよ。

 

例えばポケモンスナップ

このゲームはいつぞや(わがままとNintendo64のお話。 - べっかん)取り上げたもので、それもそのはず大好きなソフトなわけですが、そこにドードーがどういう関わり方をしていたのかというと、ゲーム最初のステージ「ビーチ」にて「チュートリアルだぞ」とポッポが画面に代わる代わる3匹飛び込んできてカメラの構え方、シャッターの切り方などをその3匹で学ぶ訳なのですが、問題はその後。

ポケモンをたくさん撮りましょう!」って感じの(詳しくは覚えてない)文章を最後に自由に撮りまくれるようになるわけなんだけど、その文章のあとすぐに一番最初に飛び出してくるのがドードーなんだよね。ビーチにはその他にピカチュウはもちろんニャースラプラスなどの人気モンスターがたくさんいるのにそいつらを押しのけていの一番に飛び出してくるのがドードーなのです。

 

まだありますよ。同じくロクヨンポケモンスタジアム(初代)。

初代ということで(?)使えるポケモンも制限されたりしていたこのゲーム。ただ、その制限されてる中にはドードードードリオも選ばれて無かったのですが、それなのにこのゲームにもひっそりと潜り込んでいたのです。

それはどこかというと64GBパックというポケモンスタジアムシリーズとパワプロシリーズでしか使い道の無かったロクヨンの周辺機器を使ったエミュレーション、つまりはロクヨンを使ってゲームボーイカセットのデータをプレイできる機能ですね。その機能のバージョンアップ版として2倍速でのプレイがゲーム内の条件を達成すればできるようになるのですが、その名がドードーGB」さらに3倍速がドードリオGB」といったように「なぜそこに!?」という起用がされているんですよ。

スピードアップという点でいえばイメージ的にもすばやさの種族値的にもポニータ/ギャロップのほうが相応しいのでは? と思うんですけど、……まあ2倍速だから2本首のドードー、3倍速だから3本首のドードリオ。……と考えるのが妥当なのかね。

 

さらにさらに、こちらは進化形態のドードリオなんですが。

ポケモンアニメ無印の第一話。オープニングテーマから明けて、ゲームのタイトルデモ画面のゲンガー対ニドリーノの戦いがアニメになって全国のポケモンキッズのボルテージが最高潮になり、そして主人公・サトシの登場。最初はフシギダネゼニガメヒトカゲどれにしようかな~なんて夢の中で考えているうちに朝を迎える。その朝を告げるニワトリの役割ドードリオが務めていたのですよ。

 

ポケモンの関連メディアなんてそれこそ山のようにあるし、全てを網羅している訳ではないので一概にとは言い切れないのだけれど、僕が知る限りでもこれほどにドードードードリオポケモン作品に、特にアニメとポケモンスナップに至ってはスタートアップに関わるほどの優遇がされているわけで、今回のポケモンGOドードー大量発生も偶然とは思えないのですよ。もはや、ドードーは陰で製作者に愛されているのではないかという都市伝説めいた考えにまで及んでしまうのですよ。

 

え? つまりどういうことかって?

実はパウワウジュゴンドードードードリオって図鑑ナンバーが隣同士なんだよね。

つまり……

パウワウジュゴンももっと愛してくれ!

そして大量発生させてくれ!

 

それでは。

 

追記

 

新たなドードー優遇情報が入ってきました。それは初代ポケモンのタイトル画面でしばらく放置していると主人公の隣にいるポケモンがスライドして別のポケモンに変わり、その状態でスタートすると変わったポケモンの鳴き声で始めることができるっていうあの部分でのお話です。

実は延々と待っていたらいつか好きなポケモン(例えば僕なんかではジュゴンパウワウ)が出てくるんじゃないかと粘ったりもしたものですが、出ないんですよ。

それもそのはず、あの画面で出てくるポケモンはあらかじめ用意された16匹だけと決まっていたのですね。そりゃあでないはずだわ。

さあ、もう答えが出ているようなものですが、一応その16匹の顔ぶれを紹介してみましょうか。

 

まずは赤・緑版。

フシギダネヒトカゲゼニガメピジョンピカチュウ、ピッピ、メタモン、ケーシィ、ポニータ、ゴース、イワークサイドンコイキングが固定として。赤版ではビードルニドラン♂、ストライク。緑版ではキャタピーニドラン♀カイロスという対となる3匹ずつがそれぞれあてがわれております。

問題は青版。

先の2つとはガラッと変わっていわゆる御三家以外は全とっかえです。

挙げてみると、御三家、ライチュウクサイハナマンキー、ロコン、ニョロモドードー、ゲンガー、サワムラー、ラッキー、サンダース、ポリゴン、プテラカビゴン

 

……出たよ。えー、選ばれているポケモンをざっと見てみると、なんだか特別感のあるポケモンばっかりですよね。

全作共通の御三家はもちろんとして、

トキワの森で低確率で出てくるかわいこちゃんピカチュウライチュウ

おつきみやまで以下略のピッピ。

異質中の異質メタモン

当時では唯一のゴーストタイプであり通信進化のゴーストとゲンガー。通信進化でいえばケーシィもそうですかね。

こちらも当時では唯一の性別持ちのニドラン♂♀。

いろいろとネタに事欠かないコイキング

最初のジム・タケシのエースイワーク

その他でもクサイハナマンキー、ロコン、ビードルキャタピー、ストライク、カイロス、などは一部のバージョンでは出てこない種であるし、物語の中で(通信を除き)1匹しか手に入らないサワムラープテラ、サンダース。2匹しかいないカビゴン。メダル交換でしか手に入らないポリゴン、サファリで低確率のラッキーなんかも特別感ありますよね。

 

となると残りはニョロモピジョンサイドンポニータドードーの5匹。

この中でサイドンは1番最初に作られたポケモンとして有名(らしいですね。知らなかった……)。それに加え最後のジムリーダーであるサカキの切り札としてもまあまあ納得かなと。

ニョロモポケモンの生みの親であり、ゲームフリーク代表取締役を務めの田尻智氏のお気に入りらしく、なるほどこれも納得。

ピジョンは……御三家を除けば最初に進化するポケモンとして馴染み深い気もしないでもない。なぜポッポやライバルの最後まで持っているピジョットじゃないのかという疑問は残るが……。

そうなると残るはドードーポニータ。この2匹にはやはり何らかの力が働いているとしか考えられないのですね。

 

というわけでどんどん出てくる「ドードー、スタッフのお気に入り説」ですが、もはや新たな都市伝説に足を踏み込んだような気がしてならないですわ。

ポケモン、そして都市伝説といえばテレビ東京さん。もしもポケモン都市伝説サミットとかいう企画をやるときはオファーください(テキトーな締め)。

 

追記おわり。

 

 

ポケモンGOとヨーカイザーの降るとカチカチ鳴る中のアレのお話。

 

やあ、ヤマグチジロウだよ。

いやあ流行ってるね。ポケモンGOね。リリース前からニュースでも取り上げられるような賑わいだったけど、リリースされるやいなや一気にそれ一色になったって感じだよね。街中でも明らかにやってるな! という人を見かけるし電車なんかに乗ってもそこらじゅうにプレイする人がいて、「Ingressとポケモンが合体するんだって? これは流行るなあ」なんて思っていた規模の何倍も流行っていてただただ驚くばかりです。

個人的にどうかというと、まあもちろん楽しんでるのですが、もともとが出不精なもので近くに良さげなポケモンがいたとしても「えぇ~でもそのためだけに外に出るのはな~」とゴロゴロするというスタンスです。

とはいえ、もともとIngressのお陰で歩く癖というものはできているので、ひとたび家から出ればそこそこ歩き回る。といった感じです。

自分で言うのもなんだけど、恐らく一番ダラダラと続くタイプの人間なんじゃないでしょうか。

(出不精といいながらパウワウの出現情報のある公園に1時間以上かけて行ったのは秘密だぞ。パウワウジュゴンは別格だから。そもそもポケモン自体パウワウジュゴンで始めたようなとこあるからね。その辺はまたいずれ)

 

そんなポケモンGOの「歩き回ってモンスターを探す」という点で思い出したのがヨーカイザー。

その名の通りバンダイから発売された妖怪を探して仲間にするゲームなんだけど、妖怪ウォッチが出てきた時にも同じく思い出したものです。

このヨーカイザー、歩き回って妖怪を探すというまさにポケモンGOに通じるシステムなんだけど、およそ20年前の携帯液晶ゲームにポケモンのような位置認証機能が付いているわけもなく、万歩計機能で一定数歩くと妖怪が出現して、バトルに勝利すれば仲間になるとかそんなシステムだったと思います。

妖怪ウォッチに加えて今回のポケモンGOの出現で「早すぎたゲーム」みたいな見方を(主に僕が)されてますが、なぜ市民権を得られなかったのかというと当時既にポケットピカチュウドラゴンクエストスライムあるくんですのような万歩計を使った類似品が出ており、相手がポケモンドラクエじゃあ新規のヨーカイザーは歯が立たなかったとかそういうことでしょうね。

(バンダイWikiの「オリジナル玩具」の項目にさえ載ってなかった。あまりにもかわいそうだったので編集した)

 

ちなみに当時の僕は前述のポケットピカチュウやスライムあるくんです、そもそもの火付け役たまごっちやそのパチモンのぎゃおっち、デジモンの初代とかペンデュラムとか果てにはポケットビスケッたまで、今思うとなぜか大量の携帯液晶ゲームを持っており、このヨーカイザーも例外ではなくそこそこ楽しんでいました。

しかし田舎だからなのか、それともやっぱりそんなに流行ってなかったからなのか、他に持ってる人など居なく(そもそも僕自身も母方の祖母になんのリサーチもなくもらったもの)、同志と共に「歩き回ろうぜ!」なんてこともなく、ゆとりという言葉のままに家の中でひたすら振る毎日でした。

今となってはどんな妖怪が好きだった! とかそういう記憶もまったくなく、ただ他の万歩計携帯液晶ゲームに比べて「振るとカチカチ鳴る中のアレ」が大きくて手ごたえがあったな~とか、そういうことしか覚えていない体たらくです。こんなに大層に語ったのにね。そんなオチです。

 

それでは。

 

快適度が青天井と買い換えなきゃなあのお話。

 

やあ、ヤマグチジロウだよ。

 

新しい椅子を買ったんですよ。チェアーっていうんですかね。

前使っていた椅子の座面がボロッボロになってほぼ下の部分がむき出しになって、それでも座椅子と無印良品で買ったクッションを組み合わせて何とか使ってたけど、やっぱりそれでも無理になって衣装ボックスを持ち込んでその上に座椅子とクッションを置いて今まで凌いでて、それでももう無理だということでようやく買いました。

なんというかどっかりと体重を預けられる喜び、そして背もたれに寄りかかれる喜びを噛み締めております。快適度が青天井ですよ。

さてさて、これだけでいかに僕がめんどくさがりっていうのが分かるよね。使えるものはギリッギリまで使うので物持ちがいいとかなんとか言われるけど、本当のところ買い換えるのが面倒なだけなんだよね。

 

というわけなので「そろそろ買い換えなきゃなあ」と思っていながら「まだ使えるから」と放置してしまっているものを自分への確認も兼ねて挙げていこうと思います。

 

まずカバン。

高校を卒業して専門学校に入る前に買ったものなので、あともう少ししたら10年くらい経つものです。肩かけのフタがベロンとなっているもので、割といろんなシーンで使えるので気に入っているのですがもうそろそろその肩かけの部分が破けそう。

数年前にリュックサックを買ったので現在は併用しているのだけど、「リュックを使うほどでもないよな~」って時(野球観戦でユニフォームやら何やらを入れる場合以外はだいたいこう思っている)に使うのにちょうどいいので検討中です。

 

次に財布。

これなんかいつから使ってるのか覚えてないほど。少なくとも高校生の時には使っていて、この財布を使い始めるまでは中学時代から1年に1回くらいのペースで変えてたんだけど、それからなぜかこれまた10年近く使い続けているものです。

この2つを考えるとそもそもカバンだの財布だのを売ってる場所に行く機会が(一人暮らしを始めてから)少なくなってるのが原因のような気がしてきますね。基本的に遊びに行くかご飯関係か漫画買いに行くくらいしか外出をしないのでね。……なんか悲しくなってきたね。

 

ipod touch

これは確かハタチの時に大枚叩いて買った思い出深いプレイヤーなんだけどやっぱり数年経っているからね。そもそももうイヤホンジャックの問題なのか片方からしか音が出なくなって今は専ら目覚まし時計状態です。プレイヤーとしてはスマホを使っているものの、やっぱりなんとなく電池的にも分けて使っておきたいので中古でもいいので新しいの欲しいですよね。多分その辺の中古品でも今持ってるほうが古いだろうからね。第2世代だからね。嘘みたいだろ? ただ優先度としては先の2つよりかは低いですかね。

 

靴。

もうやばい。ただ「いいのあったら買い換えよう」と思っているのに、そのいいのあったらがないので延ばされているのだけどもうほんとやばい。

 

と、こんな感じです。今、「うわぁやべえなあ」と誰よりも思っております。もしこれらを全部一気に買い換えたら人生的な血の巡りも一気に変わりそうな勢いですよね。もしそんなことがあったら宝くじでも当たったのかと思っていただいて結構です。

あっ! プレゼントしたいって人はもちろんウェルカムだよ! 靴のサイズは25.5だよ!

 

それでは。