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べっかん

ヤマグチジロウの諸々の別館。長文を書きたいお年頃。

言い訳と朝食のお話。

その他

 

やあ、ヤマグチジロウだよ。

冬も近づきどんどん朝が眠い季節になっていきますね。僕は通年そうですが。
朝といえば皆さん朝ごはんを食べてますか? 僕はどうもめんどくさくて食べずに済ましちゃうんですよね。

だいたい朝の身体が起きて間もない時間にそんなガッツリと食えるかって話ですよね。胃腸がアレになっちゃいますよ。アレにね。アレに。
実際、歳を取って内臓が弱ってくると朝ごはんを控えるように勧める医者もいるようですからね。マイグランマも胃が弱ってるから控えましょうって言われたらしいしね。
それでも今現在世の中を取り巻く『朝ごはんを食べよう!』、『一日三食で健康な食生活を!』っていう風潮はなんでなんでしょうかね?
『朝ごはんを食べると頭がスッキリする』? まあ、そりゃエネルギー摂取と共に朝から胃腸をゴウンゴウン動かしてたらそりゃあいい運動になるとは思うけどね。でもそれなら野菜ジュースやウィダーでも飲んで軽くジョギングでもしたほうがよっぽど健康的だろうと、僕は思うのですよ。……やんないけどね!
『朝ごはんを抜くと太ってしまう』? なんでも、朝ごはんを食べないとその分昼と夜で補おうと余計にカロリーを過剰に摂取してしまい、太ってしまうだとか言う話を聞きますけどね。それだって「昼と夜の分で補えるんだったら朝ごはんいらないじゃん」って、僕みたいなひねくれピープルは揚げ足を取ってしまいがちなんですよ。例えそれで太ってしまったとしても、恐らくそれは朝ごはんを摂らない生活に慣れてないだけであって、数ヶ月もすれば昼夜の2食でもそれまで通りになると容易に予想できてしまうしね。

そもそも、朝ごはんってなんじゃ! どういう文化なんじゃ! という話なのですが、昔々から一日三食というものはあるにはあったらしい(紀元前のローマでは満腹になると吐き出してまた食べるという倒錯的な食事事情なんかがあったとかなんとか)のですが、その全てが貴族のような富裕層によるものであり、長い歴史の中で庶民はだいたい二食だったといいます。
まあ、現在では我々庶民でも昔々の貴族のようなスタイルで食事ができるようになったと言えば聞こえはよろしいですがね。
そこで僕は王子ではないけれど、アイスクリームを召し上がりながらこう思うわけです。
なら『いつから庶民は一日三食を摂るようになったのか』と!
そのラインはどこからなんだと!
これもまあ~、諸説あるんですが。ここは僕のブログなのでね、僕の大好きな説で話を進めようと思います。

 


かの発明王トーマス・エジソンがとある取材を受けた時の話です。当時既に白熱電球等の普及により有名な発明家だったエジソンに記者はこんな質問をしたそうです。
「あなたのような天才になるには一体どうすればいいのですか?」と。
するとエジソンは答えます。
「簡単なことさ、一日三食食べればいいんだ」
このことを記者は文章にまとめ、その情報は瞬く間に広がり、「あの天才・エジソンが言うのなら間違いない」と一日三食の文化が広まったといいます。 とまあ、うろ覚えなんで不足や脚色もあるでしょうが、だいたいこんなお話です。
しかもこれ、エジソンが当時発明した電気トースターを、ひいては自身の送電システムを売るためにした話というだけで、エジソンが実際に三食食べていたという話は分からないんですね。まったく、今度会ったら聞いときますね。
そしてそのトースターが発明されたのが1911年で、少なくともこの話はそれ以降にあったということになって……たった100年ぽっち!
後に日本に伝わったということを考えれば日本では100年足らずの文化だということなのですよ。
そんな100年ぽっちの文化を持ち上げてさも当然かのように、したり顔で「朝ごはんを食べましょう」などと言えたものですよ!

ちょっと待ってよジロウさん、朝餉って言葉があるじゃない? それって昔から日本では朝ごはんを食べてたってことじゃないの?
はいはいお答えしますよジロウさん。昔の朝ごはんと現代の朝ごはんではちょっとばかし意味合いが変わってくるのですよ。
昔の庶民は大体が百姓で、畑仕事を生業にしていた人がほとんどだったわけですね。今も昔も畑仕事は朝が早い。夜明けと共に畑に出て、作業をし、腹が減ったなあ作業もひと段落ついたし、なんか食べようかと食べる食事、これが朝餉だったと。
そして夕餉。これは今でいう夕飯、夕食ですかね。しかし当時といえばまだ電気もなく、夕暮れと共に一日の活動を終える人がほとんどだったはずです。つまりそれまでに夕餉を済ませていたということでしょう。
さらに昼餉。一応、言葉としては存在するのですが、あまり一般的なものではなく、前述のように富裕層の方々の間食がこれにあてがわれたそうです。
つまり、朝餉が9時~10時頃、夕餉が17時頃。この二食が昔の日本のスタイルだったのではないでしょうか。

今現在、夕食を17時頃に摂るお宅がありますか? ……その、うん、あるにはあるんだよ、親戚に漁師がいるのでやっぱり朝が早くて17時くらいに夕飯取っちゃうんですが、そういうレアケースを除き、普通に朝出勤・登校して、帰ってきて寝る。となると昼食は12時頃だとしても、夕食は早くても19時くらい? ウチの実家なんかはお店やってたんでお店閉めて掃除して片付けして20時くらいに夕食だったんですが。いずれにしても朝起きる時間が遅くなった分、朝餉が昼食となってズレて、さらにところてん方式に夕食がズレたと考えればまあ、自然なものですよ。
だがしかし、ここに新たに朝食をぶっ込もうものなら、僕らの胃腸は悲鳴をあげてしまいます。「少しは休ませてくれよ」とね。

総合すると、ここ100年で広まったような胃腸を痛めつけるような文化を、ただ頭がスッキリするからとかそういう理由だけでやってられるか! ということです。

ではなぜ僕がここまで調べたり考えたり想像したりしてまで朝食を非難するのかというと、
朝ごはんを食べるのがめんどくさいからです。
ただそれだけなんです。それでは。