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べっかん

ヤマグチジロウの諸々の別館。長文を書きたいお年頃。

さえないファイブとタイムマシーン3号のお話。

 

やあ、ヤマグチジロウだよ。

 

やっぱりあれだよね。嫌われて生きたくはないよね。極力ね。

先日のこそこそチャップリンタイムマシーン3号が番組初の30チャップリン(審査する観客30人中30人が面白かったと札を挙げたこと)を達成し、3週勝ち抜きによる特番出演権にリーチをかけましたが(なんか3が多いね)、まあ我々ほどのお笑いフリークとしては勝ち上がったのは当然といったところですが、出演者の土田晃之や本人も言っていた通り爆笑オンエアバトルでも545キロバトル(審査する観客100人中100人が面白かったとボールで投票したこと)を達成してM-1グランプリにも2回出て「なんで売れないんだ」と嘆いておりました。

 

なんで売れないのかは、まあいろいろあると思いますが、やっぱり実力は確かなものでしたね。1週目はM-1でも見せたなんでも太らせる漫才のバージョン違いで、今回の2週目は正月にNHKの寄席番組で披露していた落語の蕎麦をすする所作が下手という漫才でそれぞれ勝ち上がったわけですけどね。なんで売れないんだろうね。華がないってやつかな。有吉に顔が嫌いって言われたもんな。

 

実力、ネタはもちろんですが、タイムマシーン3号には一般の観客が審査するシステムに強いもう一つの理由があるんですね。

しくじり先生の深夜時代最後のほうでM-1THE MANZAIで優勝したパンクブーブーキングオブコントで優勝したかもめんたる、R-1で優勝したやまもとまさみらと共にオンバト+で優勝したタイムマシーン3号が「賞レースで優勝したのに売れない先生の職員会議」として出演した際に「面白さよりもお客さんに気に入られる」ネタをしていたと言っていたんですね。

お客さんは基本的に投票したいから、そこの機嫌を損ねないようにすれば高得点が取れるといった内容だったんですね。下ネタなんかは絶対ダメ、ライバルはバルーンアートだと。

 

もちろんそれだけでは満点を取れるわけではなく、ちゃんとした実力の上にって意味はあるんでしょうけど、確かに一理あるなあと思ったわけです。

例えばTHE MANZAIM-1共にファイナルに残った実力のある馬鹿よ貴方はが2回挑戦して2回とも1週目で敗退したり、うしろシティも1週目で敗退してたね。オンエアバトルのほうでも当時M-1で存在感を遺憾なく発揮していた笑い飯がなかなかオンエアされなかったりもしていたね。一方でそれほど賞レースの決勝経験もなく、決して有名ではないヤーレンズが穏やかで朗らかな漫才をして3週勝ち抜いてたり、クセがあったりトゲがあると笑いが起こっていても意外と票が伸びないなあという印象がありましたね。

 

そのしくじり先生の中で、当時オンエアバトルでネタをする二人の姿を見て、平成ノブシコブシ吉村は「客に媚びやがって」と毒づいていたらしく、オードリー若林も同意を求められて頷いていた。当時といえばノブコブはちょうど破天荒漫才の頃ですかね。そう考えるとトゲトゲしたネタだったし、そう考えるのもしょうがないのかなと(戦績2勝2敗)。

 

ともかく、実力も客人気もあるのになぜかパッとしないタイムマシーン3号M-1も前回がラストイヤーだったし、これからどうなるんでしょうかね。

個人的に昔から磁石、三拍子、ハマカーン、流れ星と並べて勝手にさえないファイブと呼んで楽しんでいたのですが(やたらとFKD48メンバーが多いのもなんだか面白い)、ハマカーンTHE MANZAI優勝、流れ星も同じくTHE MANZAIから一気に知名度を上げたように、このさえないファイブの中から新たなスターが出てこないかなあと、そう思う毎日であります。

 

それでは。