べっかん

ヤマグチジロウの諸々の別館。

ポケモンGOとヨーカイザーの降るとカチカチ鳴る中のアレのお話。

 

やあ、ヤマグチジロウだよ。

いやあ流行ってるね。ポケモンGOね。リリース前からニュースでも取り上げられるような賑わいだったけど、リリースされるやいなや一気にそれ一色になったって感じだよね。街中でも明らかにやってるな! という人を見かけるし電車なんかに乗ってもそこらじゅうにプレイする人がいて、「Ingressとポケモンが合体するんだって? これは流行るなあ」なんて思っていた規模の何倍も流行っていてただただ驚くばかりです。

個人的にどうかというと、まあもちろん楽しんでるのですが、もともとが出不精なもので近くに良さげなポケモンがいたとしても「えぇ~でもそのためだけに外に出るのはな~」とゴロゴロするというスタンスです。

とはいえ、もともとIngressのお陰で歩く癖というものはできているので、ひとたび家から出ればそこそこ歩き回る。といった感じです。

自分で言うのもなんだけど、恐らく一番ダラダラと続くタイプの人間なんじゃないでしょうか。

(出不精といいながらパウワウの出現情報のある公園に1時間以上かけて行ったのは秘密だぞ。パウワウジュゴンは別格だから。そもそもポケモン自体パウワウジュゴンで始めたようなとこあるからね。その辺はまたいずれ)

 

そんなポケモンGOの「歩き回ってモンスターを探す」という点で思い出したのがヨーカイザー。

その名の通りバンダイから発売された妖怪を探して仲間にするゲームなんだけど、妖怪ウォッチが出てきた時にも同じく思い出したものです。

このヨーカイザー、歩き回って妖怪を探すというまさにポケモンGOに通じるシステムなんだけど、およそ20年前の携帯液晶ゲームにポケモンのような位置認証機能が付いているわけもなく、万歩計機能で一定数歩くと妖怪が出現して、バトルに勝利すれば仲間になるとかそんなシステムだったと思います。

妖怪ウォッチに加えて今回のポケモンGOの出現で「早すぎたゲーム」みたいな見方を(主に僕が)されてますが、なぜ市民権を得られなかったのかというと当時既にポケットピカチュウドラゴンクエストスライムあるくんですのような万歩計を使った類似品が出ており、相手がポケモンドラクエじゃあ新規のヨーカイザーは歯が立たなかったとかそういうことでしょうね。

(バンダイWikiの「オリジナル玩具」の項目にさえ載ってなかった。あまりにもかわいそうだったので編集した)

 

ちなみに当時の僕は前述のポケットピカチュウやスライムあるくんです、そもそもの火付け役たまごっちやそのパチモンのぎゃおっち、デジモンの初代とかペンデュラムとか果てにはポケットビスケッたまで、今思うとなぜか大量の携帯液晶ゲームを持っており、このヨーカイザーも例外ではなくそこそこ楽しんでいました。

しかし田舎だからなのか、それともやっぱりそんなに流行ってなかったからなのか、他に持ってる人など居なく(そもそも僕自身も母方の祖母になんのリサーチもなくもらったもの)、同志と共に「歩き回ろうぜ!」なんてこともなく、ゆとりという言葉のままに家の中でひたすら振る毎日でした。

今となってはどんな妖怪が好きだった! とかそういう記憶もまったくなく、ただ他の万歩計携帯液晶ゲームに比べて「振るとカチカチ鳴る中のアレ」が大きくて手ごたえがあったな~とか、そういうことしか覚えていない体たらくです。こんなに大層に語ったのにね。そんなオチです。

 

それでは。