やあ、ヤマグチジロウだよ。
世の中には様々なミュージックビデオ(以下MV)が存在するよね。
ビートルズが発明(?)してから現在までに無数と言ってもいいほどのMVが生まれてはリリースされていますが、その中には名作もあればクソもありその種類は様々。
一応、たまに「クソ漫画」という数ページ漫画をたまにtwitterに垂れ流している僕ですから(※1)、もちろんクソなMV、ダサいMV、大好きなわけですよ。しかしそんなものちょっとググればまとめたものがボコボコ出てくるので、隙間を狙っていく僕は今回謎ミュージックビデオを取り上げたいと思います!
謎MVとは、ダサいとは言えないが良作とも言えない。かと言って凡作でもない。不思議なMVをそう呼びます。今から。僕が。
若手にありがちな低予算故にダサいわけでもなく、時代的にダサいわけでもなく、電気グルーヴみたいに狙ってダサいわけでもなく。ウケ狙いなのか真面目なのかもよく分からない。ただ何か傷跡を残して去っていくそんなMVです。今から。
前置きはここら辺にして、これまで僕によく分からない傷を残していった謎MVを5つ紹介しましょう(基本的に5つあればいいだろうと思ってる)!
ポルノグラフィティ/オー!リバル
近年のポルノの曲の中でも好きな曲ですが、これは何だろう。なぜ増える昭仁。なぜ変なポーズをとる昭仁。ちょっとだけ増えるけどなぜ基本一人なんだ晴一。いろいろとツッコミどころが多くて不思議なMVです。
チャットモンチー/Magical Fiction
なぜテツトモ。前半あてぶりなのかと思えば普通になんでだろうをやってるだけだし。でもバイバーイのとこは合わせてるし。終止ソフトフォーカスかかってるのも謎。だけど最後わちゃついてるのちょっとかわいい。
中島卓偉/続けろ
熱い熱いメッセージソングで、セットや衣装もスタイリッシュなのにどうしてこんなに笑えてくるんだろう。顔芸とかポージングがコミカルだからかな。あとYouTubeだと字幕が出てるのがさらにじわじわと笑えてくる謎MV。
access/SWEET SILENCE
確かに時代的に衣装の前時代感であったり、背景がチープなのは仕方ない部分もある。まあまあ、エレクトロニカの背景としてこういう感じなのは納得できる。しかしそれに上乗せして演奏もしない、歌わない。ただ二人して真顔でカメラを見たり見なかったり。「一体何を見せられているんだ」と思ってしまう謎MV。
布袋寅泰/RUSSIAN ROULETTE
布袋さんのMVは不思議で難解なものが多い。『CIRCUS』の増える布袋さんだったり、『スリル』の今ではとてもできないであろうパカパカのようなフラッシュだったり。その中でもこの『RUSSIAN ROULETTE』はめちゃくちゃかっこいいギターリフや歌詞なのに、それを最後のワンシーンで「?」を浮かべたまま去っていくこの感じ。その敵キャラみたいな役、布袋さんじゃなきゃダメだった? とかいろいろツッコミを入れたい謎MV。
以上です。全てに言えることだけどどれも曲はめちゃくちゃいいんだよね。だからこそ映像とのギャップに不思議さが増すのかも知れないね。
しかし改めて見返してみたけど、やっぱりよく分からない何かが胸に残るよねぇ~。
それでは。
(※1)…世の中のクソなものを取り上げてあれこれ駄弁る男子高校生のお話。ニコニコ静画にまとめたりもしてるのでよかったらどうぞ。