寒さ、微妙に残る冬。毎度のやつです。
ハトを1日2更新にしたことによる弊害が顕著に表れている当ブログですが、せめて恒例行事だけは押さえておきたい。
というわけで2020年1月~3月に新刊が発売された漫画の中からオススメをピックアップ。
なんか今シーズンは多かった気がしますね。
毎度のごとく面白い順ではなく、打順みたいな感じです。
魔都精兵のスレイブ
各地に異空間"魔都"が出現するようになった世界。"魔都"に存在する黄泉醜鬼という怪物と、女性にのみ特異な力を授ける"桃"によって男女の力差は崩壊し、"魔都"への門の管理と醜鬼との戦闘のスペシャリストとして女性のみで構成される魔防隊が結成された。ある日"魔都"に迷い込んだ主人公の和倉優希は、醜鬼に襲われそうになっていたところを魔防隊七番隊体調の羽前京香に助けられる。醜鬼との戦闘で窮地に立った二人は奴隷と主の関係になる……。
まぁー絵がお上手い。ジャンプスクエアの作品を取り上げるたびに言ってる気がするけど絵がお上手いのよ。そのお上手い絵柄で奴隷が働いた褒美として優希の願望(=えちえちなやつ)を叶えてもらうっていう願ったり叶ったりな展開もあるのでパーペキですよね。あ、いやもちろんお話もアクションもたっぷりでありがたい限りです。
可愛いだけじゃない式守さん
同じ高校の同級生の式守さんと和泉くんは学校でも噂のカップル。優しくて可愛い式守さんには、不幸体質な和泉くんに不幸が降りかかるとそれを守るべく式守さんはイケメン彼女の姿を見せる。
個人的にかーなーり好みなタッチですね。なのでただ二人がイチャイチャとしているだけでもいろんなところに目がいって楽しいんですよ。周りを彩るキャラクターも個性的で、1話あたり4~12ページと読みやすいサイズというぎっしり詰まった作品ですね。
この恋はこれ以上綺麗にならない。
漆原杵真は重度の潔癖症。そのことが原因でクラスメイトと喧嘩になって近所のゴミ屋敷に閉じ込められてしまう。遠のく意識を取り戻し、ゴミ屋敷を徹底的に掃除することに決めた杵真はその途中で床下に閉じ込められた殺し屋を名乗る綺麗な少年・カンパニュラと出会う。
原作が舞城王太郎ということもありかなりの癖モノです。これが最新刊でグッと動きを見せたので今なかなかにアツい作品ですね。
この恋はこれ以上綺麗にならない。 1 (ジャンプコミックス)
地球侵略少女アスカ
地球侵略を目論み、女子高生の姿に擬態している槇野アスカ。あまりにも完璧に擬態できてしまったために侵略は後回しにうっかり女子高生ライフに興じたり、過剰にスキンシップを取ってくるクラスメイトのみのりにドギマギしたりしちゃったりしてしまったりいる。そんなアスカの周りに次々とやってくる同じく地球侵略を目論む者と戦ったりするSFコメディ。
独特のノリでテンポよく進められるので爽快感がありますよね。あと百合要素。大事なことです。ネコもいるし。
宙に参る
本格的な宇宙時代を舞台に、フリーランスのエンジニアで主婦の鵯ソラとその息子で人工知能を搭載したロボットの宙二郎が、ソラの夫・宇一の遺骨を地球にいる義母に届ける旅の途中に経由するコロニーで様々な出来事に出くわす近未来のスペースSF。
宇宙生活が普通になった世界のゴチャっとした所が舞台になってるのが好物な僕にはたまらない世界観ですよね。設定もさることながらセリフ回しもクセがあってその辺も味わい深い作品ですね。
以上です。縦軸は"癖"ですかね。
ここ最近終わっちゃったのも多かったのでそちらのほうもまとめたいという気持ちもありますね。
それでは。