べっかん

ヤマグチジロウの諸々の別館。

画期的な方法と足の裏のお話。

 

やあ、ヤマグチジロウだよ。

 

最近手指に傷が絶えなくてね。でも別に水仕事して手が荒れたとかではなくて、ここ最近で自転車出す時にぶつけたり紙でスッと切ったりなんか知らないけどいつの間にか傷ができてたりでそうなってるんですよね(むしろいくら水仕事をしても手が荒れない鉄壁の肌が自慢です)。

今年の初詣で引いたおみくじの病気の欄に「重症だが治る」という、「いい話と悪い話があるんだ、面倒だから一気に話すぜ」と言った後の言葉のようなことが書いてあったので細かいことが重なってもちょっと不穏です。

そういえばその自転車出してる時に気づいたんだけど、自転車のチリンチリンが無くなってたんですよね。別に盗られたとかじゃなくて明らかに根元から折れた感じで。なので僕のチリンチリンになってくれる人を現在募集中です。

 

手指のついでで思い出したというか、ほぼ関係ないけど同じ人体の末端ってところで処理してもらいたいんだけど、人にはいろんな恐怖症があるよね。高所恐怖症だったり閉所恐怖症だったり先端恐怖症だったり。僕にもひとつ、恐怖症とまではいかないんだけどひとつあって。それが足の裏なんだよね。足の裏を向けられる少し「うぇっ」となってまともに見られないという感じ。ネットで検索してみるとメジャーとはいかないまでも、同じ症状の人はちらほらいますね。

これ割と最近気づいたことで、むしろみんなそうだと思ってたわけで。例えばあぐら組んで隣に人がいるケースなんかでは手で隠して見えないようにするのがエチケットみたいな風に過ごしてたんだけど、よくよく考えてみれば「あれ? 僕だけなのかな?」と思い、それが自覚の第一歩でした。

 

 

それで、どのくらいの症状なのかといいますと。

  • 人に向けられると不快で自然と目を背けてしまう。
  • 自分のものでも少し不愉快である。
  • 靴下で覆われていると多少は和らぐが、所詮多少である。
  • 靴までいくとまあまあ大丈夫である。
  • 猫の肉球は好き。
  • 猫超好き。

とまあ、ざっとこんな感じですかね。もちろん写真や絵でも無理で水虫のCMなんかは地獄だし、たまに靴下履いてる絵なのに足の指ビッシリかたどったような描きかたをしてる人の絵を見ると「余計なことをしやがって!」とプンスカしてしまう自分がいるのです。なんなんだろうね、あれね。そういうフェチなんですかね。

 

そもそも足の裏って言い方も僕はどうかと思うんだよね。この際だから憎さ爆発でいきますよ。だって裏だよ裏。ダークサイドじゃん。それ嫌われにきてるじゃんかと。手の甲の裏側は手のひらなのに足の甲の裏側はそうじゃないってねえ、もう言葉の時点で僕らを蝕み始めてるじゃん。多分この名前を付けた人も僕と同じ症状だったに違いない。「馬鹿野郎、そっちは裏側だ! 気をつけろ!」と僕らに警鐘を鳴らしてくれていたに違いない。

 

ところで今回やけに赤いなと思った方も多いと思うけど、これは赤い下敷きで隠すと今回の僕の言いたいことが手に取るように分かる画期的な方法を取り入れてみたよ。でもこれありきで文章考えて組み替えるの意外にめんどくさかったから多分二度とやらないと思うよ。しかしこれ、最初のほうで手の傷の話してるから謎の痛々しさがあるよね。まあ許してくださいよ。これ書いてる間、僕もけっこう気分悪かったんだから。

 

それでは。