べっかん

ヤマグチジロウの諸々の別館。

オススメと漫画2018夏のお話。

 

いやあだいぶ増えてきましたね漫画カテゴリー。そんなこんなでお馴染みにしつつありたい4半期に1度オススメ漫画を列挙するシリーズ、2018年の夏シーズンの開幕です。

 

レギュレーションとしましては2018年夏(7~9月)に最新刊が発行された漫画から5作品選んでおります。例の如くこの期間に買ったものだということが分かるように机の上に買って読んだものを積み上げているのでもう大変。これから本棚に挿していくのも大変。まとめ買いとかもしてるからも~う大変。……どうでもいいですね。ささっとやっていきましょう。

 

毎度のことですが、面白い順とかではなくて打順みたいなものです。

 

将来的に死んでくれ

物騒なタイトルですが内容はそんなことないです。

主人公の女子高生・菱川俊がクラスメイトの刑部小槙に常軌を逸した愛情をぶつけるも毎回軽くあしらわれるという百合ラブ(?)コメディ。

小槙のことにゾッコンのあまり友人や家族まで巻き込んでいくという、思った以上に書くことがないほどシンプルな設定で自由に暴れまわる愉快でハイテンションな作品です。

 
将来的に死んでくれ(1) (講談社コミックス)

 

なんくる姉さん

じょしらく」を手掛けた原作:久米田康治 漫画:ヤスの黄金コンビの最新作。

気にしいの主人公・木西一茶が「なんくるないさ~」の一言で大体のことを受け流すという間逆な性格のなんくる姉さんに出会ってしまい、気にしてしまうがあまりにいろいろあって彼女が管理人を勤めるなだそう荘に妹の輝夜と共に引っ越すことに。

なだそう荘の個性的な住人や、コストを気にする性格の妹に振り回される久米田ワールド全開の作品である。

なんとなく沖縄テイストなワードが飛び交いますが、舞台は埼玉県入間市です。

 
なんくる姉さん(1) (ヤングマガジンコミックス)

 

忍ぶな! チヨちゃん

代々凄腕忍者を輩出してきた雀家に生まれたチヨ代。そんな彼女がフツーの高校生、ワタルくんに恋をしてしまう。しかし、長年忍術(=人から隠れる技)を叩き込まれたチヨちゃんは告白をしたいが体が勝手に隠れてしまうという、一筋縄ではいかない恋のラブコメディ。

存在を確認してもらえるまでに丸々1巻、ちゃんと会話をするまでにさらに丸々1巻というラブコメ史上例を見ない脅威のスピードですが、アクションや感情の表現がとても上手いので全くそれを感じさせない爽快な作品です。

 
忍ぶな! チヨちゃん 1巻 (HARTA COMIX)

 

じけんじゃけん

広島弁を操るミステリ好きの美人な先輩・白銀百合子とその後輩・戸入を中心にミステリ研究会で繰り広げられるミステリトーク盛りだくさんなコメディ漫画。

服、特にタイツを穿いた脚の表現にかなり力を入れているのがよく分かるとてもフェティッシュな作品でもある。

先輩だけではなく多くの登場人物が広島弁を操るだけあって、舞台は広島。フタバ(図書)など広島に縁のある人間にはとても馴染みの深いワードがちらほら出てくるのも個人的にポイントが高いです。

 
じけんじゃけん! 1 (ヤングアニマルコミックス)

 

スケッチブック

『スケッチブック~full color's~』としてアニメ化もされた4コマ作品。2002年から連載されている長寿作品。個人的には1巻を発売間もなく手に取っているのでなんだかんだ長い付き合いです。DVDも揃えてるし。

とある学校の美術部が舞台のゆる~い日常漫画なんですが、最新の13巻では美術部の活動はほぼほぼ描かれていなくて、虫や魚や鳥や虫の豆知識が豊富に盛り込まれていて*1「なんだこれは」とびっくりしたのでここに持ってきました。

ある意味この期間で一番衝撃的で、それでいてなぜか微笑ましいのがこの作品の魅力といったとこでしょうか。あ、ちなみに舞台は福岡です。

 
スケッチブック 1 (コミックブレイド)

 

以上です。埼玉、広島、福岡と、舞台が明確に設定されているのが多くを占めましたね。

余談ですが、前回の記事で「今年終了した漫画をまとめて年末にでも」と言っていたんですが、この期間で更に増え過ぎてしまったのでやめておこうと思います。なぜかって? 今後謎括りで紹介する時に被りそうだからなのと、単純にもうまとめきれないからだよ!

そんなブログだよ。余談でした。

 

それでは。

 

*1:前々からそういう生物的な話題が得意なキャラクターがいたのですが、最新刊ではその人がいきなり大活躍しはじめたといった感じ。