R-1ぐらんぷりの決勝進出者が発表されてからしばらくが経ちましたが、いかがお過ごしでしょうか。
それほど予選の勝ちあがり情報とかまでは仕入れていなかったので、準決勝者の発表時にいつの間にか我らがマヂカルラブリーの野田クリスタルが落ちていたんだなというのがストレートな感想でしたね(なんか二回戦で落ちたっぽいね)。
なんで野田クリスタルの動向が気になるのかというと(そりゃあ推しメンなのはもちろんなわけだけど)、R-1の予選が始まる前にピンでの単独ライブを行い、その目的が「誰も成しえていないM-1、キングオブコント、R-1のトリプルファイナリストを目指す」ためだったわけなので気になってたわけですよ。元々ピンでやっていた時期があるだけにね、行けるかなぁとか思ってたけど、二回戦だったのね……そうなのね。
とまあ、そんな前置きですのでその未だ達成者のいないトリプルファイナリストにリーチをかけている人をざっと調べて該当者のこれからを見守ろうとか、そういうお話をしましょうか(ぶっちゃけ調べてどうするのか全然考えてなくて完全に今思いついた理由付け)。
あ、2019年2月現在ということで。R-1の敗者復活から該当者が勝ちあがったら追記するかも知れないけどそれ以降は多分しないのでそのように……。
M-1 & KOC ファイナリスト
順番はだいたい達成順(M-1出場年/KOC出場年 ※太字は優勝年)
サンドウィッチマン(2007年/2009年)
モンスターエンジン(2008、2009年/2009、2011年)
ジャルジャル(2010、2015、2017、2018年/2009、2010年)
ピース(2010年/2010年)
銀シャリ(2010、2015、2016年/2012年)
さらば青春の光(2016年/2012~2015、2017、2018年)
アキナ(2016年/2014、2015、2017年)
かまいたち(2017、2018年/2016、2017年)
タイムマシーン3号(2005、2015年/2016年)
マヂカルラブリー(2017年/2018年)
名前だけ見てもさすがに実力者揃いといったところ。この中からR-1の決勝に残る可能性があるとすれば共に準決勝経験のある銀シャリや、こちらもちょっと昔だが準決勝経験のあるかまいたち山内、準決勝経験こそないがピンネタのイメージも強いモンスターエンジンに前述のように気概は感じられるマヂカルラブリー野田くらいだろうか。
M-1 & R-1 ファイナリスト
順番はだいたい達成順(M-1出場年/R-1出場年 ※太字は優勝年)
浅越ゴエ(ザ・プラン9)(2006年/2002、2004、2006年)
ヤナギブソン(ザ・プラン9)(2006年/2004、2012、2013年)
なだぎ武(ザ・プラン9)(2006年/2007、2008、2010年)
徳井義実(チュートリアル)(2001、2005、2006年/2007、2012年)
川島明(麒麟)(2001、2003~2006年/2010年)
真栄田賢(スリムクラブ)(2010、2016年/2011年)
大悟(千鳥)(2003~2005、2007年/2012年)
馬場園梓(アジアン)(2005年/2015年)
石田明(NON STYLE)(2008、2009年/2015年)
R-1ファイナリストを3人も抱えたザ・プラン9(なだぎは後に脱退)の強さが分かるリスト。この他にも元メンバーの鈴木つかさがR-1のサバイバルステージまで勝ち残った経歴があり。その他でもM-1ファイナリストらしくコント仕立てのネタよりも話芸やフリップ芸などで勝ち上がった芸人が多い。しかしそれだけにあまりコントのイメージがないコンビや既に賞レース挑戦の必要のないコンビも多く、この中からトリプルファイナリストの可能性があるのは霜降り明星くらいだが、今後忙しくなるであろうことからKOC挑戦は微妙?
KOC & R-1 ファイナリスト
順番はだいたい達成順(KOC出場年/R-1出場年 ※太字は優勝年)
バッファロー吾郎A(バッファロー吾郎)(2008年/2011年)
おぐ(ロビンフット)(2018年/2014、2018年)
長田庄平(チョコレートプラネット)(2008、2014、2018年/2018年)
松尾駿(チョコレートプラネット)(2008、2014、2018年/2019年)
松本りんす(だーりんず)(2016、2018年/2019年)
ダブルファイナリストで最も少ない組み合わせ。メンバーを見てもなんだかフレッシュ感は薄い。夜ふかしの会を脱退している鬼頭やM-1への参加資格の失われているバッファロー吾郎A(当時はバッファロー吾郎木村としての出場)はよっぽどのことがない限りトリプルは絶望的。ロビンフットとだーりんずはコント中心の活動なのであまり現実的ではないか。残るコンビ2人とも出場経験のあるチョコレートプラネットだが、こちらもコント中心ではあるものの2018年のM-1では準々決勝まで勝ち進んでいるので可能性はあるかも知れない。
このほかに、賞レース時代のTHE MANZAIをM-1に置き換えるならば
博多華丸(博多華丸・大吉)(THE MANZAI2011、2014年/R-1 2006年)
アルコ&ピース(THE MANZAI 2011、2012年/KOC 2013年)
天竺鼠(THE MANZAI 2013年/KOC 2008、2009、2013年)
レイザーラモンRG(レイザーラモン)(THE MANZAI 2013年/R-1 2014年)
がある。
と、こんな感じです。漏れがあったら申し訳ない。とまあ、ざっと並べてみたものの、意外と可能性の高い人が少ないのが分かりましたね。それほどそれぞれのトップランナーがしのぎを削っているということでしょう。そんな中でマヂカルラブリーみたいに「意外な人物が!?」な感じでトリプルファイナリストになったりしても、面白いかも知れないね。
それでは。