べっかん

ヤマグチジロウの諸々の別館。

オススメ漫画と2021年春のお話。

 

 

いやはや、「例の音楽談義を書き起こしてるからちょっとくらい遅れたっていいよね☆」とかまけていたら2ヶ月遅れですよ。1ヶ月後には次回更新が待ってますよ。どうするんですかこの机に積まれた漫画の山は。……まあ何とかなるでしょう。

それほど遅れても守っていきたいオススメ漫画を列挙するいつものやつです。今回は2021年4~6月に新刊が発売された作品からのピックアップです。

毎度のごとく面白い順とかではなくて打順みたいな感じです。

 

 

フランケン・ふらん Frantic

生物学者によって作られ、天才的な外科技術を持つ斑木ふらん。彼女の元には問題を抱えた依頼人が次々と現れ、現実離れした手術……と言うよりもはや改造で解決していくメディカルホラー作品。
このオススメ漫画の記事は基本5巻以内で選んでいるんですね。んでこれ、前作から数えると11巻目なのでアレなのですが、新シリーズでは3巻なので。木々津さんは名探偵マーニーを読んでからのファンなので旧シリーズは後追いだったんですが、リアルタイムで追えて嬉しい。前シリーズ同様、かなりスプラッタな話ばかりですが、時事などを織り交ぜて彼女らなりに解決していくのは読んでいて楽しいのでグロ系OKな人は是非。

 
フランケン・ふらん Frantic 1 (チャンピオンREDコミックス)

 

茨城ごじゃっぺカルテット

東京育ちの猿山ノブエは家庭の事情で茨城県坂東市に引っ越すことに。「茨城でナメられたら人生終わる」という勘違いから髪を明るく染めて新しい学校に登校したら逆に同級生たちにイジられてしまう。
茨城の魅力再発見というキャッチフレーズさながらに、茨城初心者(?)の主人公に地元同級生たちが茨城を紹介していくストーリー。ゆるくもありためになる話もありの楽しい漫画です。

 
茨城ごじゃっぺカルテット (1) (裏少年サンデーコミックス)

 

ショートショートショートさん

ショートさんは彼氏なし、仕事はまあまあ、趣味の小説投稿で一喜一憂。黒歴史やイタイ一面を抱えながら生きる日常漫画。
感情表現(顔芸)がエグく、創作やってる人は共感できたりできなかったりの爽快な作品ですね。一本一本が短いのでいろいろと勢いがすごい。


ショートショートショートさん (ビームコミックス) 

 

交換漫画日記

アイコとユーカは教室の隅で覗き込む一冊のノート。それは二人が交互に描き合う交換漫画。次々と新キャラが登場したり急展開の連続を起こしたり沈めたりの二人だけの世界を中心に揺れ動く二人の日常を描く青春作品。
「これこれ、こういうのよ!」と、1巻を手に取った時点でかなり湧き上がったものです。お互いに内心を漫画に込めて戦わせるかのような演出は最高に楽しく、めちゃめちゃ絵の上手い第三者の乱入もあって最高の展開だなと。えっ?2巻で終わりなんすか?なんで!?

 
交換漫画日記(1) (シリウスKC)

 

ギターショップ・ロージー

金儲けは苦手だが、AC/DCとロックをこよなく愛し、お互いをアンガスとマルコムと呼び合う兄弟が営む店『ギターショップ・ロージー』。この店には名品珍品初心者向けまで様々な事情と背景を持ったギターが持ち込まれ、二人によって修理されていく。それぞれ一本のギターを中心に紡がれるヒューマンドラマ作品。
くぅ〜、イカす!主人公がお互いをマルコムとヤンガスと呼び合ってるだけでイカす!上記の通り、お客からの無理難題に確かな腕と義理と人情で立ち向かう職人気質なところがたまらなく熱い作品です。

 
ギターショップ・ロージー (1) (ビッグコミックス)

 

以上です。依頼人に応える漫画2作品に味の違う日常的な漫画3作品が挟まれるという構成になりましたね。仕方ないよそういう打線なんだもん。

しかしながら「交換漫画日記」が終わってしまったのはかなりガックシきましたね。こうなったら2巻完結で面白いのになー!っていう漫画を集めてみたいですね。言うだけなら何とかなるでしょうね。何とかなるでしょうで挟んじゃいましたね。

それでは。