べっかん

ヤマグチジロウの諸々の別館。

耳グッドとR-1ぐらんぷり2019のお話。

 

R-1ぐらんぷり観ました。面白かったです。

去年の濱田祐太郎の優勝で正気を取り戻したでお馴染みのR-1ですが、霜降り明星粗品が史上初のM-1との二冠を達成という形で幕を閉じました。こりゃあ乗っとるでぇ。

そんなわけで後付であーだこーだ言うのも野暮なんで、個人的に面白かったり印象に残った部分を列挙していくだけにします。

 

まずはAブロック4人のネタが終わり、CMに入る時にセルライトスパ大須賀が天竺鼠川原の持ちギャグ「耳グッド」をやっていたこと。

YouTube天竺鼠川原チャンネルにも大須賀は何度も出演しているから相当仲がいいんだね。もしくはやらされたんかね。だとしても仲いいんだろうね。

そんな個人的にも大会前から期待していた大須賀なんですが、Aブロックの他3人がボリュームの大きいネタの中(だいたいの出場芸人そうなんですけど)で静かなネタというのが功を奏しましたかね。

 

Bブロックはおいでやす小田、ルシファー吉岡、敗者復活2位のマツモトクラブという4~5年連続で決勝進出している常連の実力派にM-1優勝の粗品というレベルの高すぎるブロック。

全員が全員期待していた通りに笑いを取っていて、そこから勝ち上がるんだからそりゃそのまま優勝するわなぁと。そうなると大須賀は結構善戦したよね。

そしておいでやす小田の敗退芸にまだパターンが残っていたというね。Bブロックの実力派はまだまだ来年からも上がってくるだろう安心感があるから期待したいね。

 

Cブロック、三浦マイルドは広島寄りの山口県民として決してフラットな目線で見られないからかめちゃくちゃ面白かったです。えぇ例文じゃのう!

岡野陽一の「人間のエゴでよぉ!」はその人間のエゴで再び大空に飛ばそうとしているのが面白過ぎて一番わらけましたね。お笑いのライブよりも大きい競馬レースを選ぶ(ライブで目立って関係者に目をつけられるよりも、競馬で一発当てるほうが確率が高い理論)でお馴染みの彼ですが、さすがに500万円はでかいということですね。

 

予選ブロック、ファイナルステージ共に同票→審査員差で粗品に軍配が上がるという結果だったわけですが、途中まで他の芸人に決まったと思ったところからまくっていったので評価の傾向が分かれてましたね。それが返ってドラマチックな演出になっているっていうね。

 

前説をジョイマンが務めていたらしく1人目から盛り上がっていましたが、ここ数年でR-1のレベルもかなり上がった印象があるので、お客さんも過度に盛り上げる感じにしなくてもいいと思いますね。それだけです。

そういえば宮迫の毎度お馴染み「何してんねん! ……はぁ~おもしろ」が無かったですね。確かに「何してんねん」と言えるほど素っ頓狂なネタをする人っていうのはいなかったですもんね。

 

そんな感じで観てました。もうさ、粗品、漫画やんっていうね。今年どんな活躍をしてくれるのか見守りましょうね。そしてその粗品に敗れていった常連組は来年以降報われる日は来るのか。いろんな期待をして日々を過ごしていこうね。耳グッド!

 

それでは。

 

刺激的と世界はほしいモノにあふれてるのお話。

 

とまあ、よくよく考えてみたら久々なんですよね。テレビ番組のお話。単独だと昨年5月の『有田Pおもてなす』以来。その時の記事を確認したらその時点で久しぶりだったらしく、さらに遡ると同1月の『オー!!マイ神様!!』というね。まあ、テレビ局とバラエティ番組の傾向シリーズを書き終わってなんとなく一区切りついちゃった感じなんですかね。『有田P~』の記事でも「このブログに一貫性などあってないようなものだし」と言っていることだし、過去の自分の発言に甘えてやっていこうと思いますよ。

 

そんな今回お話する番組はNHK総合で毎週木曜午後10時45分、毎週月曜午後11時55分から再放送もされている『世界はほしいモノにあふれてる』です。

www4.nhk.or.jp

このブログでは珍しくバラエティバラエティしていない番組、ジャンルとしては[バラエティ・ドキュメンタリー/教養・情報/ワイドショー]とのこと(torne調べ)。う~んなんだかNHKっぽい。

内容としましては、様々な業界の凄腕バイヤーに同行して世界を飛び回り、その買い付けに至るまでに密着するというもの。まさにバラエティ! ドキュメンタリー! 情報! といった感じですね。

 

ファッション、グルメ、インテリア、雑貨など、世の中にありふれたモノのさらに新しいモノを求めた旅なので単純に目が楽しいし、プロのバイヤーならではの目線で語られるのでそういった新たな視点から見ることができる、静かながらなかなか刺激的な番組です。

最近のもので言えば絵本の回ではその国々の色が作品に表れていて面白かったのと、ハンバーガーの回ではハンバーガーそのものはもちろん、店員のオッサンや居合わせたお客さんのキャラクターまで面白くて印象に残りましたね~。

 

そんな刺激的なVTRを見守るMCはJUJUと三浦春馬という、内容に対してうるさ過ぎない人選。ファッションや宝石なんかの女子ウケの高そうな回ではJUJUの目の色が変わったり、スタジオで実物に触れる時に三浦春馬にムチャ振りをしたりするのがなんだか面白い。

 

……とまあ、ゴタクよりも実際に目と耳で触れたなきゃ分からないことが多いってことに今気がつきました。ほんと今。そんな感じです。よければ、ゆったりとした時間にゆったりとした気持ちで見るのがオススメです。

 

それでは。

 

使いたい名言とかってに改蔵のお話。(第1巻)

 

というわけでかねてよりやりたいと思っていたかってに改蔵名言集。

名言集というよりかは、ふとした時に使って頭の片隅をかってに改蔵がよぎる言葉集とでも言いましょうか、改蔵的に言えばノアの方舟に乗せて残すべき言葉集とでも言いましょうか、そんな感じの言葉たちをアンテナにひっかかり次第リストにぶっこむといった名言集、略して名言集です。

ワンワードに発言者とかコメントを添えていくスタイルでいくのでよろしくお願いしますね。

それでは第1巻。まだまだ全然南国の残り香が残る第1巻の名言集です。

 

「宇宙人は、もう来てる」

第1話「改造人間誕生!?」より、主人公・勝改蔵が初めて発した言葉(プロローグ的なところで少し喋ってはいるけど)。通学電車の中でカルト雑誌のモー(もちろんムーがモデル)を読み終えての発言である。思えばこの後の作中で電車通学してるっぽい描写が皆無なのでいかに次の「優先席のマークが宇宙人のグレイに見える」というネタがやりたかったのかが分かる。何か宇宙人はもう来てるんじゃないかという場面に遭遇した時に神妙な面持ちで使おう。

 

「ちくびに電極」 「科学部だからね」

気を失った改蔵低周波治療器で起こした際に、目を覚まし科学部の部室を見回して「怪しげな薬品や器具の数々……」、「白衣!」と呟いた、それに「科学部だからね」と答えた部長のいわゆる3段オチの3つ目。羽美による「それはちょっと違うんじゃ」という真っ当なツッコミまでがセット。ちくびに電極が張り付いている時に使おう。

 

「オレ、改造されたのか!!」

上記の流れで改蔵が導き出した答え。この設定がこの物語の軸になり、そしてブレていく。どうやら改造されたっぽい時に使おう。

 

「例えるなら、ユースケ・サンタマリアとゼンジロウくらい格が違うんだ!!」

改造人間である自分と、常人である地丹の格を知らしめるために使った言葉。1998年当時では同格のタレントであったため「ど…どっちが上?」と繋がる。同年末にユースケがレギュラーを務めたバラエティー番組『「ぷっ」すま』が始まっており、僕が初めてこれを読んだ2年後の時点でかなり差がついてしまっていた。後に1話目を振り返る回で訂正されることになる。逆に今これを使って「ど…どっちが上?」と返してくれた人がいたら一生大事にしよう。

 

「すいません、連帯責任です。科学部みんなでやりました」

足を滑らせて落としてしまい、壊れてしまった人体模型が先生に見つかった時に部長が発した言葉。しかも2回繰り返す。部長が運ぶ途中で足を滑らしたことをバラされたにもかかわらずしれっとこんなことを言ってしまうように連載初期の部長はナチュラルに性悪な感じだったことがよく分かる発言。ミスの水を向けられた時に使おう。

 

「科特部かぁ…」

自分を襲った怪人(=人体模型)を倒したり自分を改造した科学部の真の姿は科学特捜部だと思い込み、あまつさえそれを勝手に略した改蔵の言葉。ものすごくうっとりした表情で使おう。

 

「たいへんだおやっさん! 記憶がねーんだ!!」

第2話「失われた記憶!?」より、改造人間にされた際に人間だった頃の記憶を失ったと訴える改蔵の発言。一週間前の晩飯のおかずやグッチ裕三の本名などが思い出せなかったらしい。記憶がない時に開き直って使おう。

 

「そうか、そーゆう事か……オレは昔……裸の大将だったのか!!」

記憶を求めて校内をぶらついていた改蔵が貸していた傘と落としていたランニングシャツを手渡されて導き出された答え。一通り裸の大将をやったあとロッカーにあったネギでカモかトロ、ヅラと野球ボールでパンチョ伊東だったと発覚(思い込み)するなど徐々に連想ゲームになっていく。むしろそういうゲームにしたら面白そう。用意するの大変だけど。

 

「なーんでなぐるかな」

第3話「おめでとう羽美!?」より、羽美に殴られた改蔵のぼやき。2回殴られ2回言っていたのでなんかお約束だったのかと思ったのだが、全然そうでもなかった。不条理に殴られた時に使おう。

 

「そうこの法治国家では、全裸でいる事自体重罪なのだ! 悲しいことに…」

第4話「詩ってるつもり!?」より、叫ぶしびんの会ドリアンムケ皮に発した言葉。それに対するムケ皮の反論は股間にはめたしびんを指差し「全裸ではない」という、3話まででイントロが終わったかのように南国の残り香が一気に増した感のあるド下ネタ回。全裸の人を叱責する際に使おう。

 

「ひょんな事のひょんって何?」

第5話「今夜は眠れない!!」より、元天才塾睡眠学習コースの大平三兄弟のひとりが眠りについた地丹の耳元でささやいた言葉。ここでもう一つの軸である天才塾の設定が現れ、そして同じくブレていく。上記のひょんに始まり、「ボンカレーの辛口とジャワカレーの甘口どっちが辛い?」などの気になって眠れない疑問を囁きかけて去っていくという迷惑なやつらだが、現代となってはググれば一発なので時代に淘汰されていく悪党たちである。ひょんな時に使おう。

 

「ここは4階だぞ、非常識な!」

4階の窓の外から登場した太平三兄弟のさらに後ろから改蔵が現れた時に三兄弟がおののきながら発した言葉。コマの外に「オマエらが言うな」と作者ツッコミが入っている通り、非常識なのはお互い様である。そういう時に使おう。

 

「フ…フランスっぽい」

第5話「フランスはどこだ!?」より、元天才塾生で改蔵の後輩であるヌカタが部長を一目見て発した言葉。この後何度も出てくる「○○っぽい」→「私が○○っぽいと言えなくはないわね」の流れの初出がフランスである。ただこの回では「○○っぽいと言えなくはないわね」の返しはない。その代わりフランスっぽくないと言われた羽美が激昂する流れは当初から存在。自分の趣味に合った人を見かけた時に使おう。

 

「神はその者が望む才能をあたえるとは限らない」

繰り出すパスが必ず災いを起こすヌカタの暴走パスを通りすがりの地丹が無意識に止めた際のナレーション。サッカーとは無縁の地丹がこの才能を発揮することはない。

 

 

「謎の宇宙生命体の侵略が始まったのか!」

第6話「改造大怪獣」より、ロッカーに入れていた焼きそばパンがカビてとんでもないことになっているところを見た改蔵の言葉。ニオイとビジュアルに羽美と部長が倒れていたことから思い当たったらしい。この後部長の演技により渡されたカビクリーナーによって退治される。食材を腐らせてしまって現実逃避したい時に使おう。

 

「パラサイト・インブ」

インキンタムシに悩まされていた地丹に、宇宙生命体の被害が広がっていないかパトロールをしていた改蔵がボソッと呟いた言葉。パラサイト・インプと陰部をかけた……言わなくてもいいかこんなこと。とにかく、個人的に今でも脳裏に焼きついている言葉の一つでパラサイト・インプはもちろんパラサイト部分だけ見ても頭によぎってどうしようもない。陰部に何かが感染した際に使おう。

 

「あ……もうこんな時間だ。 天才テレビくんがはじまる」

なんやかんやあって股間から毒ガスを発生させながら逃げ回ることになった地丹を追いかけていた改蔵が急に思い出し発した言葉。発言内容にもそうだが目覚まし時計を持ち歩いてるとことかなんだかかわいくて印象に残るシーン。何かを投げ出して帰りたい時に使おう。

 

「それって脱肛の海パンじゃない?」

第8話「学校の海パン」より、高校に伝わる怪談に真顔でツッコミを入れる部長の言葉。すかさず羽美が「下品です部長」とたしなめているが、部長はこの作品の中では一番初期と後期のキャラにブレがない人物なんじゃないかと思えるほどになかなかぶっ飛んだことを言ってるのは面白い。来世使おう。

 

「てめー鉄ちゃんか!」

水中モードにパワーアップした改蔵が新しい名称を求めたところ「改蔵(は)」と名付けられ、あからさまに落胆している改蔵の横で「キハ200系みたいでかっこいいですよ」とはしゃいだ地丹を殴りながら叫んだ改蔵の発言。コマ外に書いてある通り、鉄ちゃんとは鉄道マニアを愛らしく呼んだものである。この後長きに渡って使われることとなる鉄道マニア地丹が発覚した瞬間でもある。鉄道マニアがいた時に使おう。

 

 「と、いうわけで… お金儲けを考えましょう」

お金儲けと書いて「シノギ」と読む。第9話「科特部財政危機一髪!?」にて、主にムダ使いが原因で財政難に陥った科特部をなんとかしようと立ち上がった部長の言葉。そのムダ使いも大体部長がしているのでマッチとポンプである。シノギが必要な時に使おう。

 

「その先は素人が迷い込んだら二度と生きては帰れぬディープゾーン!」

秋葉原シノギを行っていたところ、改蔵と地丹が深部に迷い込んだと知った時の部長が叫んだ言葉。極端に食事処が少なかったり、真空管ジャンキーが襲ってくるなど今よりもカオスだった秋葉原事情が伺える。真空管ジャンキーはともかく、今や秋葉原は結構なグルメタウン的要素も増えてるからねえ。素人にはまだ早い場所に迷い込んだ人を見つけたら使おう。

 

「人類のためにおまえを抹殺する」

第10話「二人の地丹!?」より、地丹の双子の弟・砂丹が学校に現れた際にタイミングよくクローン人間の話題が挙がっていたことから二人がクローン人間だと思い込んだ改蔵の言葉。クローン人間反対派の改蔵はどちらかを抹殺するために刀を取り出し襲い掛かる。人類のためにって言えばそれなりに大義名分になるし積極的に使おう。

 

「多分こっちです。こっちの方からおでんの臭いがします」

第11話「真夏のウキウキフェスティバル!?」より、キャンプにきた科特部一同が分かれ道に出た際に改蔵が言った言葉。キャンプでおでんを作ってるに違いないと迷いなく言っているが、よくよく考えるとおかしい。分かれ道に差し掛かったら使おう。

 

「罰を受けているのです」

おでんの臭いを頼りに道を進んだ一行の行く手に現れたこんにゃくにぬり固められ、さらに木に吊るされていた男(改蔵の天才塾時代の友人。こんにゃくいも栽培コース)が発した言葉。罰は吊るされていることのみでこんにゃくにぬり固められた姿は村の祭りの準備のためという、登場からぶっ飛んだ回である。罰を問われた時に使おう。

 

「こんにゃくでぬり固められた男がいる以外は、普通の祭りなんですね」

上記のカツノリが住むこんにゃくが特産の村。その村に古くから伝わるこんにゃくでぬり固められた男たちが押しくらまんじゅうをするという幻想的な祭りに招かれた一行。その祭りの様子を見た地丹の第一声。「すでにそれ自体、普通じゃないって…」という羽美のツッコミはごもっともだが、すぐさま次のコマで「不思議の国のアリスのトランプの兵隊みたいでロマンチックね」と部長が言っていたりやけに順応性の高いぶっ飛んだやつらが2コマに納まっているのが印象的なシーンである。もしも使える時がきたら教えてほしい。

 

「そ…それは…ナタデココ!!」

しかし、こんにゃくに耐えられなくなったカツノリの婚約者・ルビーのために故郷であるフィリピン原産のナタデココに身を包んだカツノリの姿を見た一同の言葉。もはや何も言うまい。

 

以上です。なかなか記憶以上に1巻からぶっ飛んでる回が続きますね。それまでONE PIECEとかを読んでいたのにいきなりこんにゃくにぬり固められた男の話を読んで「よし、続きを買いに行こう」と思えましたね、まったく。いや、ONE PIECEにも宝箱にハマった男とかいたし、実はどっこいどっこいだった……?

2巻に続く。

 

 

可能性とトリプルファイナリストのお話。

 

R-1ぐらんぷりの決勝進出者が発表されてからしばらくが経ちましたが、いかがお過ごしでしょうか。

それほど予選の勝ちあがり情報とかまでは仕入れていなかったので、準決勝者の発表時にいつの間にか我らがマヂカルラブリー野田クリスタルが落ちていたんだなというのがストレートな感想でしたね(なんか二回戦で落ちたっぽいね)。

なんで野田クリスタルの動向が気になるのかというと(そりゃあ推しメンなのはもちろんなわけだけど)、R-1の予選が始まる前にピンでの単独ライブを行い、その目的が「誰も成しえていないM-1キングオブコント、R-1のトリプルファイナリストを目指す」ためだったわけなので気になってたわけですよ。元々ピンでやっていた時期があるだけにね、行けるかなぁとか思ってたけど、二回戦だったのね……そうなのね。

 

とまあ、そんな前置きですのでその未だ達成者のいないトリプルファイナリストにリーチをかけている人をざっと調べて該当者のこれからを見守ろうとか、そういうお話をしましょうか(ぶっちゃけ調べてどうするのか全然考えてなくて完全に今思いついた理由付け)。

あ、2019年2月現在ということで。R-1の敗者復活から該当者が勝ちあがったら追記するかも知れないけどそれ以降は多分しないのでそのように……。

 

M-1 & KOC ファイナリスト

順番はだいたい達成順(M-1出場年/KOC出場年 ※太字は優勝年)

サンドウィッチマン(2007年/2009年)

モンスターエンジン(2008、2009年/2009、2011年)

ジャルジャル(2010、2015、2017、2018年/2009、2010年)

ピース(2010年/2010年)

銀シャリ(2010、2015、2016年/2012年)

さらば青春の光(2016年/2012~2015、2017、2018年)

アキナ(2016年/2014、2015、2017年)

かまいたち(2017、2018年/2016、2017年)

タイムマシーン3号(2005、2015年/2016年)

マヂカルラブリー(2017年/2018年)

 

名前だけ見てもさすがに実力者揃いといったところ。この中からR-1の決勝に残る可能性があるとすれば共に準決勝経験のある銀シャリや、こちらもちょっと昔だが準決勝経験のあるかまいたち山内、準決勝経験こそないがピンネタのイメージも強いモンスターエンジンに前述のように気概は感じられるマヂカルラブリー野田くらいだろうか。

 

 

M-1 & R-1 ファイナリスト

順番はだいたい達成順(M-1出場年/R-1出場年 ※太字は優勝年)

浅越ゴエ(ザ・プラン9)(2006年/2002、2004、2006年)

ヤナギブソン(ザ・プラン9)(2006年/2004、2012、2013年)

なだぎ武(ザ・プラン9)(2006年/20072008、2010年)

徳井義実(チュートリアル)(2001、2005、2006年/2007、2012年)

川島明(麒麟)(2001、2003~2006年/2010年)

真栄田賢(スリムクラブ)(2010、2016年/2011年)

大悟(千鳥)(2003~2005、2007年/2012年)

馬場園梓(アジアン)(2005年/2015年)

石田明(NON STYLE)(2008、2009年/2015年)

粗品(霜降り明星)(2018年/2018、2019年)

せいや(霜降り明星)(2018年/2018年)

 

R-1ファイナリストを3人も抱えたザ・プラン9(なだぎは後に脱退)の強さが分かるリスト。この他にも元メンバーの鈴木つかさがR-1のサバイバルステージまで勝ち残った経歴があり。その他でもM-1ファイナリストらしくコント仕立てのネタよりも話芸やフリップ芸などで勝ち上がった芸人が多い。しかしそれだけにあまりコントのイメージがないコンビや既に賞レース挑戦の必要のないコンビも多く、この中からトリプルファイナリストの可能性があるのは霜降り明星くらいだが、今後忙しくなるであろうことからKOC挑戦は微妙?

 

 

KOC & R-1 ファイナリスト

順番はだいたい達成順(KOC出場年/R-1出場年 ※太字は優勝年)

鬼頭真也(夜ふかしの会)(2012年/2009年)

バッファロー吾郎A(バッファロー吾郎)(2008年/2011年)

おぐ(ロビンフット)(2018年/2014、2018年)

長田庄平(チョコレートプラネット)(2008、2014、2018年/2018年)

松尾駿(チョコレートプラネット)(2008、2014、2018年/2019年)

松本りんす(だーりんず)(2016、2018年/2019年)

 

ダブルファイナリストで最も少ない組み合わせ。メンバーを見てもなんだかフレッシュ感は薄い。夜ふかしの会を脱退している鬼頭やM-1への参加資格の失われているバッファロー吾郎A(当時はバッファロー吾郎木村としての出場)はよっぽどのことがない限りトリプルは絶望的。ロビンフットとだーりんずはコント中心の活動なのであまり現実的ではないか。残るコンビ2人とも出場経験のあるチョコレートプラネットだが、こちらもコント中心ではあるものの2018年のM-1では準々決勝まで勝ち進んでいるので可能性はあるかも知れない。

 

このほかに、賞レース時代のTHE MANZAIM-1に置き換えるならば

博多華丸(博多華丸・大吉)(THE MANZAI2011、2014年/R-1 2006年)

アルコ&ピース(THE MANZAI 2011、2012年/KOC 2013年)

天竺鼠(THE MANZAI 2013年/KOC 2008、2009、2013年)

レイザーラモンRG(レイザーラモン)(THE MANZAI 2013年/R-1 2014年)

がある。

 

と、こんな感じです。漏れがあったら申し訳ない。とまあ、ざっと並べてみたものの、意外と可能性の高い人が少ないのが分かりましたね。それほどそれぞれのトップランナーがしのぎを削っているということでしょう。そんな中でマヂカルラブリーみたいに「意外な人物が!?」な感じでトリプルファイナリストになったりしても、面白いかも知れないね。

 

それでは。

 

 

マシーンとジャルジャルのお話。

 

そりゃあ、時間は経つものですよ。同じ話題だとしても、経った時間の分だけ書くことがあるってことですよ。そもそも毎年ガキ使のエンディングやらCMの話してるしね。

そんな感じの我がブログですが、以前書いたジャルジャルのアレ(

修正とジャルジャルのお話。 - べっかん

)から既に3年とちょっと経ってるってことだし、ジャルジャルとしてもM-1の出場規約である15年目を過ぎてしまったという節目でもあるので。前回のお話からの追加という感じでやっていこうと思うよ。

 

というわけで軽くおさらいをしておくと、デビューから2010年あたりまでトントン拍子に進んでいたものの、『しくじり先生』で言っていたように「尖がってると思われている」からかそこからの5年くらいはあまりパッとせず、世界ツアーや12ヶ月連続DVDリリースなどの活動も「まったく話題にならなかった」。そこから2015年のM-1での3位という結果にこれから目が離せないよねっていうのが前回(2015年末)の大まかな内容ですかね。

 

それからのジャルジャルはというと、その年のM-1の成績からか徐々にテレビ出演も増えており、後藤に関しては「アメトーーク」の踊りたくない芸人では固く小さい動きで欠かせないメンバーになってます。

M-1グランプリでの成績も好調で2016年こそ準決勝敗退だったものの、2017~18年は連続で決勝進出し2018年は再び3位という結果でラストイヤーを終えたといった3年間でした。

 

そのM-1での内容はといえば、2017年のピンポンパンゲーム(個人的にジャルジャル史上での最高傑作だと思っている)のネタでは思うように点数が伸びずに6位。しかし、審査員の松本人志からは95点というその日の松本個人での最高点をつけられ、初めて決勝進出した2010年の審査コメントで「これを漫才と言っていいのかどうか……」という評価からここまで駆け上がったかと勝手にグッときてしまいましたね。

このピンポンパンゲームのネタは本人たちにとってもかなりの自信作だったようで、このネタが出来上がった瞬間に「これは優勝できる」「優勝するネタってあるんやな」と盛り上がったらしく、それだけにいざ決勝で点数が出た時点で最終ラウンドに進出できないと分かった瞬間には福徳がコメントもままならないほどに落胆し、大会終了後生配信での反省会では人目をはばからず号泣するほどのものでした。

 

次ぐ2018年ではまた前年と系統の似た(ZAZEN BOYSのようなという言い方が僕は好き)ネタ「国名分けっこ」で挑み霜降り明星、和牛に次ぐ3位で最終ラウンドに進出。2本目は前年の予選やTHE MANZAIなどでやっていた「どうもージャルジャルでーす!」のネタで挑むも上位2組を打ち崩すことができずに3位で終了。しかし前年とは違い舞台上でも終了後の生配信でもやりきったという気持ちが強いといった表情・コメントだった。

この国名分けっこのネタはこの年のキングオブコントの準決勝で敗退した時に「よし、じゃあ今年はM-1や」と切り替えて作ったネタらしく、キングオブコントの決勝進出者が内々で発表されたのが9月のはじめだったはずなので3ヶ月足らず、予選を考えるともっと少ない時間で作りあげたネタだということになりますね。そうなると、2本目のネタが前の年からやっているネタだっただけに、最初からM-1に向けて取り組んでいたら……と無粋ながら考えてしまいますよね。

 

 

あと審査員のサンドウィッチマン富澤のコメントで「(もっと二人の人間味を感じるといい)マシーンのようだ」というのがあったんですけど、僕はこれを聞いた時にかえって二人への褒め言葉だなと思ったんですよね。事実としてはお客さんのウケ具合を伺いながらツッコミのタイミングとかを変えているらしいのですが、それを抜きにしても特にこれといったキャラクターを持たない彼らにとって、今のスタイルはキャラクターに頼らずに笑いを取らなければならなかった彼らならではの笑いの取り方だったんじゃないかと。だからこそ、マシーンというのは言いえて妙だなと思ったわけです。まあ、サンドウィッチマンのように見た目もキャラクターも個性の塊のような二人のネタを作る富沢がそのへんを重視するっていうのも分かりますけどね。

そしてもうひとつグッときたのが同じく審査員だった中川家礼二のコメント。2015年には「もっと大きい枠の中で(その時のネタのような)細かいのを入れていけば漫才っぽくなったかな」というなかなか手厳しいものだったが、2018年には(ラストイヤーということもあってだろうか)「ずっと形を変えなかった頑固さがすごい」というお褒めのコメントだったのです。

2010年に初めて決勝進出した時には「人気者を出すなら他にいるだろ」などといった内外からの声や前述の松本のコメントなど、風当たりの厳しいものが多かったなかを己の信じる面白さのみを信じて打ち破っていったというこのストーリーがジャルジャルの強さだなと思うわけです。

とはいえ、その「漫才っぽさ」というところは本人たちも気にかかる部分ではあったらしく、2018年の国名分けっこのネタの冒頭では「子供の頃やった遊びとか懐かしいなと思って」という漫才の入りとしてはベッタベタなものをあえて使って漫才っぽさを演出したというエピソードもあり、その頑張るとこがなんかズレてるところもジャルジャルらしいところですかね。

 

そんなジャルジャルのネタ作成方法はかなり独特で、二人きりで膝を突き合わせつついろんな場所から着想を得てそれをお題にその場の即興で作り上げ形になりそうなものをピックアップしていくというもの。ひっかかりさえあれば無限にネタを量産できるというわけです。まさにマシーンのように。

さらに「練習をしすぎると面白くなくなる」らしく、ほとんど舞台上の流れで遊びながら作り上げていくというスタイルで練り上げていく。そんな中でピンポンパンゲームや国名分けっこのようなひとつズレるとなりたたなくなりそうなネタをやってのけるのだから、センスやお互いへの信頼感や舞台での勘のようなものがズバ抜けていることが分かる。

そしてそういったネタ作りから生まれたのが現在公式YouTubeチャンネルから毎日アップされているネタのタネ。

www.youtube.com8000本を超えるネタのタネをアップしていって2023年に完成予定だそう。とんでもない。

 

このように日々ストイックに活動しているジャルジャルM-1グランプリへの参加資格は失われてしまったが、これから更なる活躍に期待したい。

 

それでは。