べっかん

ヤマグチジロウの諸々の別館。

音楽好きとおそ松さんのお話。

 

やあ、ヤマグチジロウだよ。


衝撃の情報解禁から衝撃の第一話、衝撃の製品版での第一話まるまるカットという情報と共に報された衝撃の第二クール決定と、次から次へと話題の耐えないアニメ「おそ松さん」。いやあ、流行っておりますねえ。
かくいう僕も毎回楽しみにしております。

赤塚不二夫の魂が舞い降りたかのようにやりたい放題で突き進んで早一ヶ月。ここらで個人的にビビっときたので「音楽好きにもいけるぞ「おそ松さん」!」っていうのをいくつか挙げてみようかと思ってみたり。


まずは第三話「こぼれ話集」の中の「寝かせてください」というお話。
第三話にしてなにがこぼれたんだとツッコミたくなるような展開の早さだが、注目したいのは眠れないことを発端にてんやわんやでプロレスごっこに展開するというシーン。

二十ウン歳だというの彼らにしてはヤンチャすぎるだろうと思ってしまいがちだが、大体同じくらいの年のお兄さん達が同じようなヤンチャを起こしていたのだ。

そのお兄さん達とはみんな大好きV6の六人。最近復活放送で世のアラサー達を懐かしいの言葉の嵐に巻き込んだことでも記憶に新しいテレビ番組「学校へ行こう!」にて行われた修学旅行でのワンシーンで、同じようにプロレスごっこをする六人の姿があったのだ(ああ。年がバレる……)。
第一話で嫌というほど(製品版に収録することを自粛するほど)パロディをしまくったおそ松さんスタッフの所業、さらに同じ六人という人数を考えても確信犯と見て間違いないだろう。


続いては第四話「トト子なのだ」からトト子ちゃんから呼び出された六つ子が勘違いして過剰なオシャレをして部屋に現れた際の四男・一松の衣装。ああこれ既視感あるこれ~と、言わずにはいられなかったね。
独特な服装、ケミカルな髪型と色、なんといってもBurny(っぽい形状)のギター!
ああ、これhideですわ。完全にhideですわー。
分からない人はググってね(貼るのがめんどくさい)。

さらにさらに! 今回僕が一番ビビたっときたのは第六話「おたんじょうび会ダジョー」の冒頭部分。「ヒ~マ~だ~な~」とハミングして六つ子全員を映したシーン。
もう何も知らなくてもおかしいのがいるよね? そう、それだよそれそれ。右から三番目、十四松の格好がどう見てもDEVOなんだよ。黄色いツナギ赤い被り物(我々にはエナジードームで通じる。ちょっと形状が違うけどね。十四松が被ってるのはカラーコーンだけどね)。どっからどう見てもDEVOだ。見た瞬間不意打ち過ぎて笑ってしまったもん。分からない人はググってね(貼るのがめんどk)。

なぜこんなにいきなりDEVOを引っ張り出してきたんだろうね。いや確かにね、六人が一列に並んでるのを見るとテクノを感じずにはいられないもんね。うんうん。わかる、わかるよ「おそ松さん」製作委員会!

 

さらには第五話「カラ松事変」ではカラ松が誘拐された一報を受けた一松がGLAYの「百花繚乱」のものと思わしきフレーズを喋るなど、掘れば掘るほど出てくるパロディの嵐。

 

 

……と、ついつい熱くなってしまったけれども、このようにアニメのパロディだけではなく、様々な分野のパロディが隠れているんだねえ。イヤミとおそ松が競馬で賭けてる馬が歴代の名馬のもじり(イヤミ側は歯に関するもじり、おそ松側は松に関するもじり)だったり、僕が知らないところでも知らないパロディが隠れていると思うと、なんかワクワクしませんか? この記事を書く僕のようにやけにテンションが上がってしまいませんか?
これをきっかけに音楽好きの方が見てみようかな~って興味を持ってくれたり、既にハマってる人もこれからの「おそ松さん」がより楽しみになってくれれば幸いです。

それでは。

 

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