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べっかん

ヤマグチジロウの諸々の別館。長文を書きたいお年頃。

当日とクリスマスソングのお話。

 

やあ、ヤマグチジロウだよ。

12月に入り、街にクリスマスソングがあふれる季節になりましたね。独り身の方々には肩身の狭い季節ですよね~。え、僕ですか? ああ、それでは今日の話題にしましょうか。
クリスマスソングといえば、前々からちょっと気になってたことがあるんですね。
それは「クリスマスソング、ほぼほぼクリスマス当日を歌ったものではない説」です。
例を挙げしまうと後がつっかえてしまうので早々に検証に入りましょうね。

まずクリスマスソングをいくつか挙げよう。ということで「クリスマスソング ランキング」で検索してみました。今回参考にするのはこのサイト(http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001087.000007006.html)です。
他にもいろいろあったんですが、ここが一番回答者数が多くて信頼できるかなと思ってね。それではカウントダウン方式で検証していきましょう!

まずは20位浜田雅功と槇原敬之の「チキンライス」

 

今日はクリスマス 街はにぎやか お祭り騒ぎ


ね、出鼻を挫かれるとはこのことですよね。まるであざ笑うかのように『今日はクリスマス』って言われてしまいましたがね。気にせずどんどん行きましょう。

同率で20位、SPEEDの「White Love」。
こちらはクリスマスという単語はおろか、ちゃんとした日時も不明というわけでクリスマスではないと判断致します!

こんな感じでポンポン出して行きますよ。
続いては19位。ももいろクローバーZの「サンタさん」。昨日のFNS歌謡祭でも歌われていましたこの曲ですが……

あっちゅーま あっちゅーまに
ハル ナツァーキ 過ぎちゃって
気づけば 24日 メリークリスマス
サンタはいますか いないわけありますか

と、24日という歌詞があります。
これですね、24日はクリスマスなのかどうか判断に困ったのですが、調べたところ
キリスト教などにおける教会暦では日没を一日の境目としているらしく、クリスマスイヴと呼ばれる12月24日夕刻から朝までも、教会暦上はクリスマスと同じ日に数えられる。
とのことだったので、この曲が日没後かどうかは分かりませんが、これはクリスマスソングと言ってもいいのではないでしょうか。……う~む、ということはあの曲も該当してしまうではないか……。

序盤から結構クリスマス当日出てきていますが、こういうのは最後までやってまとめてみないと分からないじゃないですか。

続いて18位の曲はKinki Kidsの「シンデレラ・クリスマス」。それでは歌詞を見てみましょう。

シンデレラ・クリスマス
12時までのDream
無数の雪の華
君の髪を飾る

むむむ、「今日は」など特定できるほど有力な単語は出てこないまでも、なかなかにそれを匂わせる内容ですね。さすが松本隆さん。敬意を表してクリスマスソングとしましょう。

え~……これ事前に調べてる訳ではなく現在進行形で調べながら記事を書いてるんですが、ちょっと思ったよりクリスマスと言える曲があって心折れそうです。でも最後までやってみないと分からないよね!
17位は嵐の「Wish」。さてどうでしょう。

街に愛の歌流れはじめたら
人々は寄り添いあう
輝きの中へ僕は君きっと
連れていってみせるよ

時期に関係しそうな箇所はここでしょうか。確かにクリスマスには愛の歌が流れはじめますが、今現在がそうであるようにシーズンに入れば、早ければ11月末には流れはじめますからね。これは断定とはいかないでしょう。クリスマスシーズンのソングとでもしておきましょうか。

なんだか屁理屈で無理やり切り抜けてる感じがしますが、続いて16位BUMP OF CHICKENの「Merry Christmas」
えーっとね、歌詞の中ではそれらしい箇所はないのですが最後の最後に「Merry Christmas」って歌ってるんですね(歌詞にもちゃんと記載されております)。皆さんもご存知の通りこれはクリスマスの日の挨拶ですよね。ってことは……これまでの曲のうち4/6がクリスマスの日だということに。いやいや、まだ分かりませんよ。

 


続いては15位、Dreams Come Trueの「WINTER SONG」。全英詞なので目をシパシパさせながら歌詞を見ましたが、クリスマスという単語は出てきておらず、「今夜はあなたといたい」「贈り物をあなたに」などそれっぽい言葉は出てきてはいますが、だってクリスマスって単語がなきゃねぇ~! こっちだってはっきり言ってくれないと分かりませんよぉ~! ってことで、断定せずということに。少しでも突っ込めるところは切り落としていきますよ~

続いて14位は坂本龍一の「Merry Christmas Mr.Lawrence」。……どうします? インストだけど。タイトルでメリークリスマスって言ってるからなあ。いやいや、でもそもそも「クリスマスソング」を対象にしてるからこれは除外でしょう。ソングじゃないもん。うん、除外。そうだいい切り抜け方見つけた。

だいぶ投げやりになってきてるのはん否めませんが13位。EXILEの「LAST CHRISTMAS」。

Last Christmas 今はまだ 思い出になんてできないよ
でも愛はもう ここにはいない this year
Last Christmas ふたりなら 願いはかなうと信じてた
まだ越えられない 君は今でも special

皆さんもご存知の通り、タイトルでもあるLast Christmasは去年のクリスマスのことですよね。歌詞を見ても全体的に恋人を忘れられないといったようなものが並んでおり、特にその日がクリスマスであるといったような表現はありませんでした。よって、クリスマス当日の歌ではないということに致しましょう。

さて12位のL'Arc~en~Cielの「Hurry Xmas」。
タイトルでも分かるようにクリスマスよ早く! といったような内容で歌詞の中にも

Christmas time has come to town.
Christmas time for you and me.
Christmas time has come to town.
聖なる夜に口付けを! Thank you jesus.

とあるように「まだ」クリスマスが来ていないことがうかがえます。よって、当日ではないと言えるでしょう。

 


ようやく調子が出てきましたよー。では11位。辛島美登里の「サイレント・イヴ」。

さよならを決めたことはけっしてあなたのせいじゃない
飾った花もカードもみんな Merry Chistmas for me
"ともだち"って微笑むより今は一人で泣かせてね
もう一度 私の夢をつかむまで Silent Night

審議を入れるとすればこのあたりでしょうか。全体を見ればクリスマス前に別れを告げた女性の視点といった内容で、大事な夜にといった単語や「サイレント・イヴ」という単語から読み取ると24日の夜の出来事を歌っているのでしょう。ということは前述の通りクリスマス当日ということになりますね。

さてようやく半分までやってきました。これまで5対5、除外が1つと拮抗しております。思いつきで書き始めたけど、結構しんどいっすねこれ。でも、乗りかかった船です。最後までお付き合いください。
10位は竹内まりやの「すてきなホリデイ」。ケンタッキーのCMでこの時期になると流れ始める曲と言えばピンとくる方も多いでしょう。

クリスマスが今年もやって来る
悲しかった出来事を 消し去るように
さあ パジャマを脱いだら 出かけよう
少しずつ白くなる 街路樹を駆け抜けて

とあるように、ラルクのHurry Xmasと同じくクリスマス前ということになりますね。

ここにきてようやく当日ではない曲が上回りましたね。次は9位のBoAの「メリクリ」。
タイトルにメリクリとありますが、歌詞内にメリーもクリスマスも一切出てこないんですね。それでいてこのタイトルにし、発売から10年以上経った今でもこのシーズンになると街で流れているということを考えるとさすがエイベックス抜け目ないと思わざるをえませんね。でもまあ、当日ではありませんね。

続いて8位、桑田佳祐の「白い恋人達」。
このあたりになると有名な曲が増えますね。こちらもクリスマスに関する言葉は出てきません。

おお、非当日曲が増えてきましたね。続いて7位のジョン・レノンオノ・ヨーコの「ハッピー・クリスマス (戦争は終った)」です。この曲は冒頭です。

So this is Xmas

はい、今日はクリスマス。分かりやすいですね。ありがたいです。

順位が上がるにつれて雑になってるような気がしますが、いろんな条件は先に出ているので、そこに当てはめていくだけの作業になってしまうよね。
とまあ、6位に参りましょう。稲垣潤一の「クリスマスキャロルの頃には」。

クリスマスキャロルが流れる頃には
君と僕の答えも きっと 出ているだろう
クリスマスキャロルが流れる頃には
誰を愛してるのか 今は見えなくても

サビを聴けば分かる通り、流れる頃には~というくらいなのでクリスマス以前の歌でしょう。もっと言えば冬の歌かどうかも定かではないのにこの順位、さすがですね。

 


いよいよトップ5、第5位の曲は松任谷由実の「恋人はサンタクロース」。
これは全体を見ないと分かりにくいのですが、見る限りでは隣のお姉さんからクリスマスに聞いたお話で、恋人をサンタクロースになぞらえた歌といった感じでしょうか。

そうよ 明日になれば
私もきっとわかるはず

という歌詞もありますが、その日がクリスマスの日であるという語はなく、当日の歌ではないと言えるでしょう。

さて第4位。B'zの「いつかのメリークリスマス」。こちらも冒頭ですね。

ゆっくりと12月のあかりが
灯りはじめ
慌ただしく踊る街を
誰もが好きになる

時期を特定するとなればここでしょうね。12月という単語はあるものの、特定のいつという言葉はなく、その後にもタイトルにもある通り「いつかの」メリークリスマスとしか出てこないので、これはクリスマス当日ではないと言えるでしょう。

いよいよ佳境、第3位です。マライア・キャリーの「恋人たちのクリスマス」。もちろんのこと全英詞です。
ざっと見てみればクリスマスに欲しいのはあなただけ~♪といった内容だったのでクリスマス当日の曲というよりかはクリスマスに向けての歌というこのになりますかね。

いよいよ第2位。Wham!の「Last Christmas」。先に出ましたEXILEのカバー版と同じように去年のクリスマスのことを思い返した歌ですね。特に言うこともないですかね。

遂に第1位! 山下達郎「クリスマス・イブ」まさにキングオブクリスマスソング。今もなおいろいろなアーティストにカバーされている名曲です。
先にちょっと触れましたが、クリスマスイブである24日の夜もクリスマスに含むと定義されているので、

雨は夜更け過ぎに 雪へと変わるだろう
Silent night, Holy night
きっと君は来ない ひとりきりのクリスマス・イブ
Silent night, Holy night

とある通り夜であるということも明白で、これは文句なしにクリスマス当日の曲であるということが言えるでしょう。

さあ長々と検証してみましたが、
クリスマス当日の曲が21曲中7曲。そうではないものが13曲。除外が1曲という結果に。
ほぼほぼというには少し多いかも知れませんが、当日の曲は3割5分にとどまりました。う~ん。もっと圧倒的に差がつけば鼻高々と締められたのに、なかなかうまくいきませんね。
でもでも、上位10曲に絞ればその率は2割と、有名であればあるほど該当曲が少ないという面白い結果になったことも確かです
とにかく、世にクリスマスソングと知られている曲でもよくよく聞いてみればクリスマスにあんまり関係なかったりして面白かったですね。これからはクリスマスソングではなく、ウィンターソングとでも呼べばいいですかね。……いいんですかね、こんな締めで。

それでは。