べっかん

ヤマグチジロウの諸々の別館。

令和の怪物とうしろシティ金子のお話。

 

2019年7月12日の朝にビッグニュースが舞い込んだ。

うしろシティの金子が率いるGIGA BODY,METAL,from Japanがフィンランドで行われた「ヘヴィメタル編み物世界選手権」の初代優勝者に輝いたのだ。

natalie.mu

この記事では"リスナーから「令和の怪物」と呼ばれている"としか書かれていないが、うしろシティの金子がなぜそう呼ばれているのか、そしてこの「ヘヴィメタル編み物世界選手権」なんていうトンチキな大会に出場するに至ったのかという経緯に我らがアルコ&ピースが深く関わっているので偉大なるブラックサバンナ計画の時よろしく*1、ここに書き記すものである。僕はアルコ&ピースのフォロワーなので主にその目線から話を進めますね。

 

事の発端は2019年5月1日。平成から令和になったその日の0時00分、普段は録音放送の『アルコ&ピース D.C.GARAGE』も令和一発目、番組だけではなく局の一発目ということで特別に生放送で始まった。

テンション高く令和の一発目を盛り上げ、オープニングトークを進めていたアルピー。そのラジオブースの外から金子は仲間にして欲しそうにアルピーのトークを眺めており、2人はたまらず招き入れた。

最初こそ意気揚々と現れた金子だったが、生放送の空気感にやられたのか徐々にトーンダウン。あげく「何か(お題を)振ってみてよ、面白くないこと言うから」と訳の分からない開き直りをする始末。いつもの金子と様子の違いっぷりにアルピーの2人も責めあぐねていたところに「聴いてられない!」とその日ラジオ収録に来ていたハライチも乱入。乱入早々、岩井のプチ暴露に対しても微妙な返しをしてしまったり、リアクションの二択を間違うなど、その後も言動の一つ一つが裏目に出てしまう体たらく。

しかし、それまでの「平成のうしろシティ金子とは何かが違うぞ」という雰囲気を誰もが感じ取ったらしく、平子から「令和一発目の金子の脱皮っぷりがすごかった」酒井から「モンスターになるかも、令和の怪物」と締めくくり、ここで「金子=令和の怪物」という呼び名が誕生した。

さらにその翌日の『うしろシティ 星のギガボディ』では、先の『D.C.GARAGE』よりも前に録音されたものが放送され、そこで金子が「『D.C.GARAGE』の生放送に乱入して、革命を起こす」「平子に肩パン、酒井に高い時計を買わせる」などとかなり意気込んでいたことが発覚し、その後の体たらくと比べると改めてそのクレイジーな怪物っぷりが強固なものになった。

 

そしてもう一つの「ヘビメタ編み物世界選手権」への参加経緯。

こちらの発端も(上記の令和の怪物事変以前の)『D.C.GARAGE』内で、この大会が開かれることが取り上げられたことから始まる。恐らく、北欧の家具が好きだという平子に対して「出たらどうですか?」という軽い振りみたいなものだったのであろうが、第一回目の開催ということで大会自体がスベる可能性がある、何よりヘヴィメタ編み物ってどういう競技なんだ? ということで「金子あたりを送り込んで俺たちは様子を見よう」というところに着地をしてその話題の幕を下ろした。

しかしこの冗談半分で言った内容が同じ局内の『星のギガボディ』に伝わったらしく、「俺たちは二択を間違うから、これは出るべきではない。つまり、出たほうがいい」といった感じの軽い気持ちでとりあえずの予選参加を決意。するとあれよあれよと勝ち進み決勝に進出した。

そこからは最初の記事にもある通り、現地への旅費をクラウドファンディングで募ると予想を遥かに超える金額が集まり、その勢いに押されたかのように優勝したということです。ちなみに一応の発起人であるアルピーの2人はこのクラウドファンディングの話題に触れはしたものの、支援に関してはまごついておりました。

 

といった感じで令和の怪物という称号と共に世界一の称号までもを手に入れたうしろシティ金子。ここから何かしらのメディアへの露出が増えるのでしょうか。

とりあえずはアルピーの2人のリアクションと金子の優勝報告をラジオで聴けるのを待ちましょうかね。

 

それでは。

 

*1:偉大なるブラックサバンナ計画とは……

colapoly.hatenablog.jp