べっかん

ヤマグチジロウの諸々の別館。

傾向とテレビ局のお話。【TBS編】

 

やあ、ヤマグチジロウだよ。

 

これまで何度も触れている通り僕はテレビ、特にバラエティ番組大好き人間なのですが、それについて最近いろいろと気になることがありまして、それをまとめてみようかなと思いまして。

それは何かっていうと、テレビ局ごとにバラエティの傾向みたいなのあるよねということで、もちろんそれはとてもとても1つの記事では(僕の思うちょうどいいサイズに)収まりきらないので分けて書いている遂にラスト、第六弾ですよ。

 

ラストを飾るのはTBS。トーキョーブロードキャスティングシステムさん。イメージ……、イメージって言ってもパッと出ませんね。逃げ恥とかカルテットとかアンナチュラルとかドラマが好調ってところでしょうか。

 

とはいえここではバラエティ番組を中心に取り上げていきます故、そんなTBSに感じるバラエティ番組の傾向は「人間の扱い方が上手い局」です。

人間と表したのはタレントはもちろん、一般人やバラエティには出るタイプではない有名人をメインに扱った番組が抜群に上手いと感じているからです。

ざっと挙げてみるとメインに東大生を据えて、それにタレントが挑戦する『東大王』、今ではほぼ見られなくなった素人をターゲットにしたドッキリの多い『ニンゲン観察バラエティ モニタリング』、地獄の軍団と呼ばれるスタッフ陣が悪意もろもろをもってタレント・素人構わずイジりまくるのが痛快な『水曜日のダウンタウン』など。

 

こういったスタイル、例えば『モニタリング』のように素人に突撃するロケが中心でそれをスタジオでタレントが見るといった番組は他局にも多いのですが、さらに特出すべきは次に挙げるようなスタジオに呼んだ素人をメインに据えて番組を構成するスタイルなんです。

中でも一番その傾向に強いのは『マツコの知らない世界』でしょう。特定の分野に人生を捧げた人たちがその分野についてマツコとトークするという番組で、ゲストはほぼほぼ一般人という内容。最近では慣れすぎたマツコが登場した人を人相で判断したりしちゃってます。

負けず劣らずに個性の強い人たちを連れてくる『クレイジージャーニー』こちらは冒険家やジャーナリストなどが中心で、多少テレビ慣れした人も多いですがマツコの~同様、どこから見つけてきたんだというような濃いメンバーが次々と出てきます。

濃さという点ではこの2つには及びませんが、『ジョブチューン アノ職業のヒミツぶっちゃけます!』も、各分野のライバル企業やあまり表舞台に姿を現さない職業の人など、一般人がゲストの回の多い番組です。

こういう、スタジオに一般人を招くスタイル。他局で言えばテレ朝の『激レアさんを連れてきた』、読売テレビの『わけありレッドゾーン』、テレ東の『じっくり聞いタロウ』、NHKの『ねほりんぱほりん』くらいなので、いかにTBSに集中してるかが分かります(他にもあったらごめんね)。

 

バラエティだけでなく、『バース・デイ』を軸にドラフト特番や『戦力外通告』、『消えた天才』などのスポーツドキュメンタリーや、『筋肉番付』から派生した『SASUKE』、『スポーツマンNo.1決定戦』などのスポーツバラエティ、『水トク!』内の『最前線!密着警察24時』や『怒りの追跡バスターズ』などの犯罪ドキュメンタリー、そしてなんといっても『情熱大陸』と、非タレントが主役(犯罪ドキュメンタリーをそう呼んでいいのかは知らんが)の見応えある番組揃いです。

 

そんなTBS。タレントではない濃いキャラクターをお求めの方はこの辺、チェックしてみてはいかがでしょうか。

というわけで半年以上に渡ってダラダラ書いてきました傾向とテレビ局のお話はこれにて終了です。長々とありがとうございました。また新たな軸を見付けねば。

 

それでは。

※傾向とテレビ局のお話アラカルト

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アルコ&ピースと偉大なるブラックサバンナ計画のお話。

 

あんまりね、このブログに速報性っていうのはないものなんだけどね。強いて言えばM-1などの賞レース系の翌日というのがタイムリーな記事を上げる唯一の機会ってとこでしょうか。

そんなダラダラしたブログでも、今回の件はと思ったのでお伝えしたい。

アルコ&ピースD.C.GARAGE』で起こったちょっとイカしたお話を。

 

アルコ&ピースに関しては『勇者ああああ』の記事(※1)で軽く触れた程度ですかね。オールナイトニッポンでは評論家から「リスナー参加型ラジオの最高峰」と評され、その後局を移して立ち上げられた前述の『アルコ&ピースD.C.GARAGE』でも録音放送でリアルタイム性はないにしてもその評価に恥じない太いフォロワーを抱えた、ラジオでは無類の強さを誇るコンビです。

 

そんなD.C.GARAGEで今回、いろいろと起こったわけなんですよ。

軽く番組内容を説明致しますと、基本的な内容としてはフリートークとネタコーナーがいくつかというオーソドックスなラジオ番組。そして、普段は録音放送のこの番組も、スペシャルウィークには生放送で放送され、毎回通常回で話題に何度か挙がった議題について生放送を活かした競技や対決をするのがこの番組の大きな流れのひとつなんです(※2)。

 

そんな中、今回のスペシャルウィークでは、平子の軽口からアベンジャーズのファルコンに注目することになった酒井が、いくつかのマーベル作品を視聴していくうちにどんどんとファルコンのファンになっていったという通常回での流れを汲み、「(ハルクやアイアンマンと比べると力が劣ることに重圧を感じているのではという)ファルコンを説得してアベンジャーズを脱退させよう」というタイトルのもとに、リスナーがファルコンを説得した音源を送ってもらってそれを紹介するという企画をスペシャルウィークに行うと発表したのです。

 

しかし、これがマズかった。

この「ファルコンを説得してアベンジャーズを脱退させよう」というタイトルが一人歩きして、マーベルファンに引っかかり、たいへんなお叱り(ソフトな表現)を方々から受けたのだ。

 

そんなプチ炎上を知った僕としては、「まあ確かにイジり過ぎな部分もあったしな~」と思いつつも、これは今回のスペシャルウィーク、さっさと謝罪して別の企画に切り替えても、企画を強行してぐだぐだになって「だからダメだって言ったじゃん」的展開(※3)になってもどっちに転んでも面白いな~と俯瞰的に考えていたのです。

 

……というのが、前置きになります。長いね。でも流れは知って欲しかったのでね。

そんな「どっちに転んでも面白いな~」という考えは、その予想を遥かに超える展開で覆される結果になったのですよ。

 

 生放送当日、いつもの冒頭のコーナーや生放送時の流れをいつもより簡単に切り上げると、酒井が「どうしますか?」と切り出し、平子が上記のプチ炎上の経緯を話すと速攻謝罪。体育会系的謝罪。

まあまあ、これくらいは想像できましたよ。アルコ&ピースのいい意味での小物感。「やっぱりファルコンは必要、企画をするまでもなかった」と撤回。なるほどなるほど、そうだよな~と。しかしそれからが想像もしなかった展開。

 

それじゃあ今回は何をしようという話になり「やっぱりアレをするしかないか」とCMを跨ぐと、まさかの土岐麻子の登場。

実はファルコンの流れとは別に、平子が息子の運動会に行った話(こういう時平子は話を盛りすぎる傾向があり、オールナイト時代から「平子る」と呼ばれている)の中で足の速い子供を育成する闇の計画『偉大なるブラックサバンナ計画』の話題が上ったのだ。

なんのこっちゃ解らないだろうが、正直リスナーとしてもあんまりよく解らない。要は「息子が徒競走で4位になった話」を闇の計画の陰謀と結びつけ、おそらく曲紹介に使う台本かなんかに書いてあったのであろう土岐麻子の新曲『ブラックサバンナ』の名前を借りたという、事実を基にしたフリートーク風ミニコントとでも言えばいいのだろうか、ともあれそこに『偉大なるブラックサバンナ計画』という言葉が誕生したのです。

普段であれば「いつもの平子ったフリートークだったな~」という感想で終わったのですが、それだけでは済まなかった。土岐麻子Twitterエゴサしたところ当案件に引っかかり、番組にメールを送ってきたのです。

 

いろんな流れがあったので前置きが多くて申し訳ないが、そんな流れもあってのご本人の登場にびっくりや笑いと同時に「どうやったんだ!?」という疑問もありよく分からない感情が渦巻く。本人曰く「アルバムのプロモーションもあったので~」ということだが、それにしてもこのキャスティング、ウルトラ級でしょう。というかそもそも土岐麻子エゴサするんだって話ですよね。

そんなこんなでメールを取り上げた回にちょこっとイジったのを謝罪しつつ(今回謝罪尽くし)、生放送での企画を『ブラックサバンナの歌詞を考察しよう』に変更、その場で本人に回答・解説をいただくというめちゃくちゃ贅沢な企画に。いや、ホントこれどうやったんだ。いつもの虚言ラジオはどこ行ったんだ?

 

贅沢とはいえ、ここは芸人ラジオ。構いも無く送られてくる失礼な考察に謝りとおしだったが、最後にはこのラジオきっての問題コーナー『ボイパのコーナー』(※4)にも参加してもらい和やかな(?)感じで番組終了へ。最後は考察の企画になぞらえて「受け取る人によっていろんな解釈がある」という自戒のような皮肉のようなまとめで締め……ると思ったが直後の番組担当である爆笑問題に引き継ぐ際に件のプチ炎上騒ぎをぶり返されるというオチ。最後までギッシリ詰まっていた。

 

たった一時間だったが、炎上騒ぎに対する芸人としてのひとつの在り方を見せてくれたのではないでしょうか。冒頭できちんと謝罪し、代替の企画も用意し、問題への皮肉めいたまとめ。

たいへんなお叱りをした人にもそれを受けてどうなるんだと心配をしたリスナーにも僕のようにただニヤニヤしてたリスナーにも全方向に配慮した放送だったように思えました。

もちろんゲストとして大変な時に来てしまった土岐麻子、ぶり返しながらも愛ある野次を飛ばした爆笑問題太田。何よりも短い時間の中でここまでしっかりとした構成を組み上げたスタッフ、そしてそんな中にメールを送るリスナーなどアルコ&ピースはここまでバックやフォロワーに恵まれているのかと感動さえも覚えました。

オールナイトの最終回では300人のリスナーが出待ちをしていたり、何かと話題に事欠かないアルピーちゃんをこれからも追っていきたいと思える一夜でしたね。

あっ、問題のひとつである『ブラックサバンナ』もとてもいい曲だったのでぜひ聴いてみては。

 

それでは。

 
SAFARI - 土岐麻子

 

※1 

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※2 酒井が草野球チームを作った話題が多かったクールの回では、酒井率いるエリート軍と平子率いる一匹狼軍の対立になるようにメンバーを募集したり、アリクイが最強生物なんじゃないかという話題が多かった回ではアリクイの傘下に入りたい動物、最強の座のために勝負を挑みたい動物を募集したりといった内容。対決の場合、酒井チームが有利になるように面白おかしく戦力を偏らせるパターンが多い。

 

※3 リスナーから音源を送ってもらう系はぐだぐだしやすい傾向にあったりなかったり。

 

※4 ボイパの練習になるような言葉を送ってもらうコーナーだが、もう何でもアリの言葉をリズムと謎のダミ声に乗せるカオスなコーナーになりつつある。というかなってる。

 

なっげえ。注釈も多い。

 

欲張りセットと有田Pおもてなすのお話。

 

やあ、ヤマグチジロウだよ。

 

最近のべっかんは割とテレビ局の傾向と漫画のお話が多いですよね。深夜バラエティ番組のお話とかしてないですよね。まあ、別にこのブログに一貫性なんてあってないようなものだし、テレビ局の傾向の中にちょちょっとぶっこんでるから全くやってないってこともないのですが。

つまり何を言いたいのかと言えば、今回は久しぶりにそれをやるってお話です。

 

とはいえ、深夜というには少し早い時間帯なんですけどね。

土曜日夜10時10分から始まる『有田Pおもてなす』です。

www4.nhk.or.jp

有田くりぃむしちゅー有田哲平が =プロデューサーとなり おもてなすスペシャルゲストを笑いでおもてなす。という、タイトルが示すとおりの内容な訳ですが、そのおもてなしかたが一筋縄ではいかないわけです。

 

まず、スペシャルゲストに膨大な数のアンケートを書いてもらい、趣味や嗜好を探ります。

そしてその趣味嗜好に基づいてお笑い芸人にネタを作ってもらい、スペシャルゲストに満足していただく。

これだけ書けば単純で楽しそうですが、この芸人にネタを作ってもらう交渉をする場面がこの番組の肝なんですよ。

 

例えば、アンケートに「ぬいぐるみを集めている」という回答があれば「着ぐるみを着て漫才をしてもらいたい」、「息子の合唱コンクールで感動をした」という回答があれば「合唱団を用意するのでネタのどこかに登場させてほしい」など、ネタにエッセンス的に入れる程度ではなく、ネタの根底を覆すかのような無理難題な注文を、有田がプロデューサーという立場から真面目を装っていくつも押し付け、その注文を告げられるたびに悶絶する芸人の姿が痛快で面白いのです。

しかし、それだけではなく毎回その無理難題をこなしつつちゃんとお笑いのネタとして完成させるプロフェッショナルさを同時に見ることができるあらゆる面で痛快な番組な訳です。

このことに関してはプロデューサー(役)の有田も「毎回よくやるなと思ってる」と、思わず本音が出るほど。

 

そんな長尺のネタを披露する芸人が2組、そして同じくゲストの趣味嗜好から着想を得たショートネタを披露する芸人が何組か登場するバラエティに富んだ性質も併せ持つ43分を味わえることでしょう。

 

しかしながら金曜夜の『全力!脱力タイムズ』(※1)、同深夜の『くりぃむナンチャラ』(※2)、そして土曜夜にこの『有田Pおもてなす』という、24時間のうちに計3回も。それもゴールデンではあまり目にすることの少ない純度の高い有田哲平が見られる『有田哲平欲張りセット』とも言える贅沢な週末を毎週楽しみにしてる訳ですな。

 

それでは

 

※1…こちらも有田哲平が真面目を装って好き勝手ボケまくる自称・報道番組。フジテレビの回でほんのり触れております。

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※2…くりぃむナントカから始まり、名前をいくつか変えつつも現在まで続いているくりぃむしちゅーが企画を務める番組。いつかこれについても書きたいね。

 

シウ漫画とセルフライナーノーツのお話。(6~10話)

 

やあ、ヤマグチジロウだよ。

 

そうなんですよ。シウ漫画の最新話をアップしたのが先月末。じゃあこの際今までのを振り返ってひとつひとつコメント残していこうじゃないかって言ってそういう記事を書いたのが先月末。結局量が多くて分割してやろうとしたのが先月末。今回はその先月末にあったやつの第2回。6話目から紹介していこうと思うよ。(※1)

 

第六話「サマータイムブルース」

ニコニコ静画シウ漫画。 むっつめ。「サマータイムブルース」 / ヤマグチジロウ - ニコニコ静画 (マンガ)

専用ブログ:シウ漫画「サマータイムブルース」: ヤマグチジロウのマンガとか。

初登場はなし。と、思いきやテニス部のウエコ先輩がちょこっと出てきてますね。この人に関しては後から出てくるのでその時お話しますね。

実はと言うとこのお話、今まで描いた中でもけっこうお気に入りのお話なんですよ。諸々のトリックとかオチがビシッと決まった! という印象が強いのでね。お気に入りなんですよ。

あと、このお話の着想を得るキッカケになったのがミスチルの『ランニングハイ』の歌詞にある"亡霊が出るというお屋敷をキャタピラが踏み潰して~♪"の部分で、後に更地になった病院跡を見てノスタルジックに浸る『小柴シウ28歳(仮題)』へのフックになってるハズなんですが、今のとこそんなの描く予定はありませんでして、一応そういうのがあるって気持ちだけはあるんだよってことだけはお知らせしますね。

あと余談で言えば名前だけ出てきている大工の大悟ってやつなんですが、これは千鳥の大悟とノブをイメージしたやつらを出そうかなと思ってた名残みたいなもんですね。当時はまさか今や彼らがバリバリにテレビに出るようになってるとは予想もつかない頃ですわ。今、大工の大悟が出るとしてもルックス全然違ってるでしょうね。そもそも出るかも不明ですね。

今回のメシはガツンとパイン。

 

第七話「ドロウザライン」

ニコニコ静画シウ漫画。 ななつめ。「ドロウザライン」 / ヤマグチジロウ - ニコニコ静画 (マンガ)

専用ブログ:シウ漫画「ドロウザライン」: ヤマグチジロウのマンガとか。

このシウ漫画は時系列バラバラ形式を採用しておりますのでこの回での設楽さんとシウマキはほぼ初絡みということになっていますね。

そしてこの回のタイトルである『ドロウザライン』ってけっこうお気に入りのタイトルなんすよ。この時期お気に入り多いね。ノッてたのかね。

どういうことかって言うと「大人と子供のラインを引くお話」みたいな意味合いでつけたタイトルなんですけど、このラインを"引く"の部分にあたる「ドロウ」が、ちゃんと書くと「Draw」がくじを"引く"という意味もある「Draw」にかかってるんですよね~。オシャレですね~。それにしても両方とも英語では"Draw"であり、両方とも日本語では"引く"なのってなんか面白いよね。

余談ですが店長さんのモデルはCDショップでバイトしてた頃の店長です。

今回のメシはお弁当。

 

第八話「ロボットロック」

ニコニコ静画シウ漫画。 やっつめ。「ロボットロック」 / ヤマグチジロウ - ニコニコ静画 (マンガ)

専用ブログ:シウ漫画「ロボットロック」: ヤマグチジロウのマンガとか。

地味にお隣の里奈ちゃん初登場です。

なんかすげーいい話っぽくて逆に恥ずかしいんですがなんでしょうねこの気持ち。

このお話もどっかでやろうと思ってるやつのフックに使おうと思ってるものがいくつかあるんですが、フックが多すぎてハンガーが足りない状態ですな。そうやって見てみると住職がシウの父親のことを知っていたり、町出身の科学者どうこうの話が宙ぶらりんになってるのがうかがえるね。

今回のメシはお好み焼き。次に食べるピースをへらの上に置いて、ある程度冷ましておくのが猫舌の知恵。

 

第九話「ラッキーガール」

ニコニコ静画シウ漫画。 ここのつめ。「ラッキーガール」 / ヤマグチジロウ - ニコニコ静画 (マンガ)

専用ブログ:シウ漫画「ラッキーガール」: ヤマグチジロウのマンガとか。

ナベちゃん先輩が初登場。当初はこのお話にだけ出てくる先輩のはずだったのだけど、これだけはっちゃけるとまた使いたくなるよね。

ウエコ先輩が何個か前に出てきてる通り、シウがテニス部に所属してるというのはかなり前段階からある設定で、この運だけで優勝しちゃうっていうのもどっかでやろうと思っていたお話なわけです。ほら、どっかでやろうと思ってたお話をちゃんとやってる前例があるのですから、空いたままのフックも無駄ではないということがお分かりいただけるでしょう?

当時は勢いだけで描いたのでアレなんですが、テニスって数あるスポーツの中でも特に実力差が顕著に出る競技らしいですね? 読み返してみてやっちまったなー、と思わなくもないので後々に軽くフォローを入れてあります。ほんとに軽く。

余談ですが、国民的アイドルグループ暴風雨のナメジュンは少し考えれば分かる通り、嵐の松潤がモチーフですね。でもナメジュンって要潤のほうが近いんだよね。

今回のメシはおにぎりとフランクフルト。いわゆる山賊食べですね(※2)。

 

第十話「アップタウンガール」

ニコニコ静画シウ漫画。 じゅう。「アップタウンガール」 / ヤマグチジロウ - ニコニコ静画 (マンガ)

専用ブログ:シウ漫画「アップタウンガール」: ヤマグチジロウのマンガとか。

この看板の図形のトリック(?)は他のキャラを使ってやろうと思っていたお話なんですが、あんまりそっちの世界観に合わなそうだったのと、なんだか長くなってしまいそうだったのでシウ漫画に持ってきた次第です。

このあたりでマキちゃんの変にミーハーで変にこだわるキャラクターが確立してきた感がありますね。僕も城跡を訪れた際なんかに、せっかく知らない町にいるのだからといい感じの飯屋を探すのですが、あまりにもいい感じ過ぎると根がチキンなので入れずに結局家系ラーメンの店とかに入っちゃうタイプです。

余談ですが序盤でシウが持ってくるディバイナリレイっていうのはバンドの名前で、オウガバトル64っていうゲームの魔法の名前から取ったものです。同じくその魔法の名前から取ったジハドというバンドを高校時代に組んでまして、それと対応する形で……って、これはホントどうでもいい情報でしたね。

今回のメシはうどん。

 

と、いうわけで今回も5つほど紹介したところで分割となります。

それでは。

 

(※1)その先月末の様子がこちら。

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(※2)山賊食べとは、串に刺さった肉っけのあるものとおにぎりを両手にそれぞれ持って食べるスタイルのことで、主に僕しか使ってない用語です。

 

 

 

シウ漫画とセルフライナーノーツのお話。(1~5話)

 

やあ、ヤマグチジロウだよ。

 

そうなんですよ。今月の中頃から描いていたシウ漫画「トレジャーランド」が完成したんですよ。

中頃に「あっ、そうだ。今月中に描ききれるかチャレンジしよう」と思って描き始めて、描き始めた次の日に小田原城に行って一日中歩き回るっていう大余裕こきをしつつも、途中でめちゃくちゃノッたお陰で描ききることができました。褒めましょうね。僕を。

そんなわけで、ここでようやく、満を持して、このブログを立ち上げて2年ちょいが経ったこの機会で、シウ漫画の一話一話にコメントを付けて紹介しようかなって。そう思った次第です。理由は、なんとなくです。そんなもんです。このブログは。

そんなわけで今からおよそ7年半ま、7年半前!? えー意外と歴史のあるシウ漫画を1話からコメント、もはやこれはセルフライナーノーツですよ。や、そう言うとちょっと恥ずかしいよね。紹介していきます。どうぞよろしく。

 

第一話「ツガイチヨ」

ニコニコ静画シウ漫画。 ひとつめ。「ツガイチヨ」 / ヤマグチジロウ - ニコニコ静画 (マンガ)

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絵がっ、絵がっ……その、歴史を感じますね(自分に気を遣うスタイル)。ともあれ僕が初めてちゃんと描いた漫画なのでその辺は皆さんも歴史を感じてください。ここで言う「ちゃんと」は片手で数えられる以上のページ数のことを言います。

だいぶテンションも粗い感じもしますが、その辺も歴史を感じていただきたい。

ともあれ、この後に何度も登場してくれるツガイさんの初登場回ですね。一話目だからみんな初登場なんですが、当時シウとかマキちゃんとかシュウは仲間内でお馴染みのキャラクターだったのでこういうことも起きるというわけです。

余談ですがこの頃からずっと桃鉄はみんなでわいわいやりたいゲームの筆頭なわけだったのですが、この7年半で1回しかやってないんですよねー。次はいつになるのかなー。

今回のメシはお弁当。

 

第二話「ホームタウン」

ニコニコ静画シウ漫画。 ふたつめ。「ホームタウン」 / ヤマグチジロウ - ニコニコ静画 (マンガ)

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商店街の人々が初登場ですね。元々、「シウを商店街の人たちと触れ合わせる漫画でも描きたいな~」と思ってたところにガッツリそういう触れ合いも描いている『それでも町は廻っている』の存在を知ってしまったがためにこれはイカンとあわてて描き始めたのがシウ漫画なのですよ。

そういう割にはそんなに触れ合い描いてない気もしますがね。そして今読み返してみるとマキちゃんが魚屋に来るのが2回目とか言ってたり、シンゴのことを警官ってことを知らなかったりしてるからその辺の細かい設定みたいなのもちゃんと考えないといけないね。こんなに数を描くとは思わなかったし、時系列バラバラスタイルを採用してしまったからその辺の整合性とっていかないとね、いけないんですよ。既にこの話以前のお話を10個描いてますからね、大変ですよ。この時系列バラバラスタイルもそれ町に影響されてますね。

余談で言えば回想で出てきたハニワのぬいぐるみが1話目で出てきてますね。今気付きました。

今回のメシは海鮮丼。

 

第三話「ラブイズブラインド」

ニコニコ静画シウ漫画。 みっつめ。「ラブイズブラインド」 / ヤマグチジロウ - ニコニコ静画 (マンガ)

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かしこちゃんと姉のシイ初登場。珍しくラブリーな感じ。思ったより何も言うことない。

これまで割とシウが振り回していくスタイルだったのがここにきて崩されましたね。この辺りでようやく粗いテンションが丸くなってくるって感じですかね?

かしこちゃんもう少し使いどころがあるといいんだけどね。なかなかやっかいなヤツですからね。

今回のメシはオムライス。

 

第四話「クリスマスエヴリデイ」

ニコニコ静画シウ漫画。 よっつめ。「クリスマスエヴリデイ」 / ヤマグチジロウ - ニコニコ静画 (マンガ)

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初のマキちゃん回と言えるでしょう。マキちゃんの妹弟も初登場です。

最近ではやってない子供の頃の回想よく使ってますね。というか回想自体最近あんまりですよね。あと制服の上に着る冬服かわいいからいつかまたやりたいってずっと思ってるんだけどこれもまたなかなか難しいものです。

余談ですがマキちゃんのマンションの元ネタは僕が免許取りに行った帰りにその辺で撮ってきたやつなのでこの後に出てくるマキちゃんのマンションとは形状が異なる場合があります。お話の整合性どうのこうの言ってる割にはこの辺アバウトだよね。

今回のメシはなし。

 

第五話「コズミックサーフィン」

ニコニコ静画シウ漫画。 いつつめ。「コズミックサーフィン」 / ヤマグチジロウ - ニコニコ静画 (マンガ)

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設楽さんと桜庭さん初登場。この二人は当初こんなに使う予定はなかったんですがね。本来マキちゃんに求められていたツッコミの部分を設楽さんが務めているといった感じです。マキちゃんが思ったよりも奔放になっていったものでね。

中盤でシウが言ってるアイデンティファイドフライングオブジェクトはアンナイデンティファイドフライングオブジェクトのガチ間違えです。僕の。でも前者だと「識別された飛行物体」っていう間逆の存在になるのが面白いのでそのままにしてます。もし将来的にリメイクすることがあったり校正することがあってもこのままにしようと思ってます。ガチ間違えしてみるもんです。

オカルティな田辺さんはこの後出てきそうで出てこないキャラクターの一人。割とオカルティな話も多いのに出てこないってことは出てこないかもな、これ。

文化祭の準備のお話なのですが、本番の文化祭は十二話の「ランランナウェイ」で出てきますね。

今回のメシはクレープ。

 

おっと、これはまた長くなってしまうパターンですねえ。これは分割ですねえ。これ分割してたら次のシウ漫画が出来上がる可能性だってあるよね。まあ、その時はその時で?

それでは。